「東桜学館学習メディアセンター」OPEN
昨年12月に楯岡高校の図書室を閉館して、
東桜学館中学校・高等学校の学習メディアセンター開館準備を進めてきました。
図書委員と愉快な仲間たち、進路の決まった旧楯岡高校3年生ボランティア、
ひと声掛けると「どれ、どれ、人手足りっだがー。」と集まってくる職員の皆さんの御蔭で、
蔵書の配架は、3月中に終了しました。
多発したICT関連の不具合は、何度も複数の業者さんに調整してもらいながら、
何とか4月から開館することができました。
ダンボール800箱に詰め込んで楯岡高校から運んできた約25,000冊の蔵書は、
中学1年生から高校3年生、職員まで幅広く利用されています。
「学習メディアセンター」入口です。SS部O団“ふみくん”が看板を作ってくれました。
「へいらっしゃい」の裏側は「まいどあり」になっています。
中学生が展示ケースに、校歌作詞者 小川糸さんの本を飾ってくれました。
大型の図書返却ポストは、大漁網のごとく返却本でいっぱいです。
入口を入って正面では、両面タイプの新聞・雑誌ラックが出迎えます。
入口を入って向かって左手は、カウンターです。
個性的で愉快なスタッフが貸出手続きをします。
火曜日と木曜日は中学生図書委員も御手伝いしてくれます。
ちょっとしたレファレンスサービスもできるようになると助かるなぁ~。
やや中央右側に映っている黒い物体は、電子黒板です。
各教科の授業で頻繁に使用されています。
東側にはキャレルディスクがあります。
個別に仕切られているので、高校生も中学生も勉強しやすいようです。
放課後になると高校3年生を中心に勉強しにやって来ます。
所々で中学生の姿も見受けられます。
山形県推奨のペレットストーブと旧楯岡高校から持ってきたソファセット。
学習メディアセンターでは、寛ぎの空間も提供しています。
是非、リラックスしにお越しください。
☆◊☆◊☆My Favorite Book!!☆◊☆◊☆
★♦★わたしのおすすめ☆キラッ★♦★
PN霧晴さんより
『妖怪アパートの幽邪な日常』 香月日輪著 講談社
夕士(ゆうし)は、中学の時に両親が亡くなり、
高校から寮生活をする予定が、寮が火事で燃えてしまった。
どうしようもなくなり、家賃2万5千円で見つけたアパートはいわくつきだった…。
まず始めに、自分はこの本を読まなかったら、今の自分はいないと言えるほど、
自分に影響を与えた本です。
主人公の成長していくすがたや、生きることの大切さ、現実の厳しさ、
それらを読むと楽しく学べます。
この本はできれば日本中の中・高生全員に、
さらに欲を言えば、すべての大人の人に読んでほしい本です。
本が苦手な人でも簡単に読めると思います。
TMさんより
『ねらわれた星』 星新一著 理論社
この本は、有名なSF作家の星新一さんの短編集です。
一つ一つの話が短く、長編を読むのが苦手な人でも読みやすいと思います。
ぜひ読んでみてください。
「ブログ投稿BOX」を学習メディアセンターのカウンターに設置しています。
上記の要領でお薦めの本をドンドン紹介してくださいね。
詳細は、最寄りの図書委員か学校司書にお尋ねください。