CSSH体験型実習講座を実施しました。

2月14日、今年度の最終回の体験型実習講座が、本校化学実験室にて実施されました。

今回の講座は、山形大学理学部物質生命化学科 教授の鵜浦 啓先生より、「振動反応」というテーマで実施していただきました。対象生徒は高校2年次理系生徒41名です。

はじめに、「ブルーボトルの実験」。メチレンブルーがブドウ糖で還元されて色が消え、振って酸素で酸化されると元の青にもどる。次に「信号反応の実験」インジゴカルミンの段階的な酸化還元反応で赤、黄色、緑と次々色が変わる様子に生徒も釘付けです。

次に、化学反応とエネルギーのつながりについてお話いただきました。化学カイロの反応が電池に応用できたり、化学反応のエネルギーが光として取り出せる「ルミノール発光」も観察しました。
そして、反応速度、化学平衡に関わる実験へ。「サーモクロミズムの実験」では温度によってコバルト化合物の色が変化するのが不思議な生徒たち。理由は3年生で学習しますよ。

いよいよ非平衡の世界「振動反応」です。振動反応の理論を生物の盛衰、そして数学的な考え方「ロトカーボルテラの方程式」で考えるという説明を聞き、いざ実験。黄色⇒色が消えるを繰り返す様子を興味深く観察しました。

 

 

 

 

 

<主な生徒の感想>

・授業で学んだ酸化還元反応をテーマにした実験で、さまざまな色の変化がたくさん起きてとても面白かった。振動反応は初めて知ったが生物集団の盛衰を基にした「ロトカーボルテラの方程式」で数学的に考えていたりして驚いた。こんなに簡単にたくさんの実験を観察出来て楽しかったです。(女子)

・今回の講座で、今学んでいる化学の面白さを改めて実感し、また実際に自分たちで実験することで理解も深まった。一番興味があったのはルミノール発光です。今回は反応時間が短かったので、どうすれば発光の時間を長くできるか、明るくできるか自分で考えてみたいと思いました。(男子)

鵜浦先生、たくさんの魅力的な実験を体験させていただき、本当に ありがとうございました。