校長挨拶


 ごあいさつ

 本校は、平成28年(2016年)4月、県内初の併設型中高一貫教育校として、県立楯岡高等学校の歴史を引き継ぎ、山形県東根市に誕生しました。
 東桜学館では、これからの時代を主体的に生きる力を身に付けるため、「高い志」「創造的知性」「豊かな人間性」を基本理念とし、次の3つを教育目標としております。

 1 地域社会及び国際社会の発展に貢献しようとする高い志を育てる
 2 豊かな感性や探究心と論理的な思考力を基盤とした創造的知性を育てる
 3 心身ともに健やかで、郷土愛と公共の精神に富む豊かな人間性を育てる

 そして、これらの教育目標を具現化するため、「キャリア教育の充実と創造的知性の養成」「理数教育と外国語教育の充実」を柱とした特色ある教育を展開しています。
 さらに、ICTを積極的に活用しながら、協働的な学習、探究型の学習活動を展開し、これからの時代に求められる「自律的に活動する力」「多様な人々と協働できる力」「持続可能な未来を創造する力」といった「21世紀型能力」の養成校として、本県をリードする学校にしていきたいと考えております。

 これまで、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」や「ユネスコスクール」の指定を受けるなど、生徒の夢の実現に向け、様々なチャレンジができる学校として、日々成長を続けております。特に文部科学省から指定を受けている「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」については、令和4年度から5年間、2期目の事業に取り組むこととなりました。2期目では、「中高一貫教育校を核としたやまがたの未来を拓くグローカルな視点を持った科学技術人材の育成」をテーマに掲げ、本校SSHの柱である課題研究「未来創造プロジェクト」の充実を図り、本校の特色ある各種事業の発展・拡充にチャレンジしてまいります。

 高い志を掲げ、創造的知性と豊かな人間性を身につけ、二十一世紀の社会を担うに相応しい次代のリーダーとして、生徒一人ひとりが個性を大きく花を開かせることができるよう、教職員一致団結して努力してまいりますので、保護者の皆さま、同窓会や後援会の皆さま、そして地域の皆さまには、引き続き、ご声援くださいますようよろしくお願い申し上げます。

     東桜学館中学校・高等学校
         校長  生島 信行