高校2年 安達千莉さんが、2022年7月21日(木)~8月1日(月)、京都市で開催された「AIG高校生外交官プログラム」に挑戦しました。
安達さんが、今回のプログラムを通して感じたことを綴ったエッセイを掲載します。
「私はプログラムを通じて、本当の自分を見つけ、何があっても最後まで人と向き合う姿勢を身に付けることができました。プログラム中、私が思い描いていた理想の自分になれないということが何度もありました。そして、どんなに変えたいと思ってどんなに頑張っても変えられない自分の部分があり、それが自分の本質、本当の自分だと気づきました。欠点だらけで、このプログラムで自分を全て変えなければならないと思っていた私があの場で自信を持ち、「私は私の本質のままでいい」と思えたのは、どんな私も受け入れ必要としてくれたHSDのみんながいたからです。ルームメイトのカーシャ、暖花との会話や英語ディスカッション、クラブでは、自分の拙い英語に自信がなく、話さない方が楽だと思ってしまい、言いたいことを飲み込んでしまうことが多々ありました。しかし、5日目のMid student MTGを境に、「自分の思いや考えを残すことなく相手に伝えられる人になろう」という思いが強くなり、目の前の人としっかり向き合い、相手からも自分からも逃げずに対話する自分に近づいていくことができました。目の前の人と粘り強くリスペクトし合って対話する力や、本当の自分をさらけ出して相手からの信頼を得ることは、私が将来目指している外交官に必要なものだと思っています。HSDは、私が、そのような大切な力や一生モノの仲間を得ることができ、ありのままの私でいられた、なくてはならない場所です。」
プログラムの詳細については次をご覧ください。
AIG高校生外交官プログラム / AIG High School Diplomats
事前学習として、県庁を訪問し、観光担当の方からご指導をいただきました。