高校1年次が学校設定科目「SS健康科学」の授業の中で、令和7年12月9日、本校大講義室で、テーマ「QOLを目指す『食育』」を受講しました。
講師は、山形大学副学長 大森 桂教授です。
健康とはどのような状態をいうのか、食事の役割やフードリテラシーについて、日本の食育の経過について等、沢山の資料を使って、丁寧に分かりやすくご講義頂きました。
大森先生、ご多忙の中、大変ありがとうございました。
[生徒の感想]
〇自分の日頃の食事を改善していくことで、将来正しい知識をもって家族などに、食育を施すことができるようになりたいです。「栄養的側面」や「精神的側面」といった要素が、「人づくり」にも関係する、とても大切なものだと認識しました。
〇食事は、ただ栄養を摂るだけではなく、精神的な幸せや社会的、文化的な意味もあるから、忙しい日々の中でも、楽しみ、心を豊かにするための食事も大切にしていきたいと思った。


山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
東桜学館中学校・高等学校のSSH事業を紹介するパンフレットを発行しました。
6年間を通した取り組みや卒業生からのメッセージが掲載されています。
ぜひご覧ください。
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
◆マイコンパス◆生き方を考える
中学1年生 山形大学キャンパスツアーで学ぶ!11月14日(金)
ただ今 ドリームマップ作成中!12月
山形大学キャンパスツアーで学ぶ!
中学1年生が訪問したのは、地元の多数の学部を持つ国立大学の山形大学です。県内の国立大学を訪問し、直に講義を受けることで「大学で学ぶ意義とはなにか」「学問探究とは何か」など、大学進学を目指す意義を考える機会を得ることができました。1年生は小白川キャンパス、2年生は、山形大学の米沢キャンパス(工学部)を訪問しました。
大きな学びと自分の未来への希望とやる気を持ち帰りました。お家に帰って、話題にした生徒も多く、中には自分の進路について話し合ったと教えてくれた生徒もいました。
◆事前学習◆
訪問するにあたり、大学で学ぶ意義、大学の仕組み、大学選択の仕方(何を学びたいのか、何を学べるのか)、大学が欲しい生徒像(大学が掲げるアドミッションポリシー)、大学院で学ぶことなどについて学習しました。また、学年の先生方の経験談から、中高大学での生活リズムの違いなどについても気づきを得ました。
山形大学は、医学部の重粒子線治療の推進、人文社会科学部世界遺産ナスカの地上絵のおける研究、工学部の世界トップレベルの有機ELに関する研究等が有名なことでも有名で、今年2025年4月、新しい学部、社会共創デジタル学環部が新しく創設されたこと、来年2026年4月には教育学部が復活することなども確認しました。
◆当日の学習内容◆
1)大学概要説明 アドミッションセンター 特任教授 今村 哲史 様
2)模擬講義① 「『論語』に学ぶ『志望』の決め方」 地域教育文化学部 教授 三上 英司 様
3)模擬講義② 「山形県の土砂災害」 理学部 教授 本山 功 様
4)山形大学キャンパスの散策 大学生さんたちによる説明








◆事後学習◆
現在はドリームマップを作成しています。なりたい自分や将来の夢、理想の社会などについて考え、自分の生き方について考えます。それを可視化し(1シートにまとめ)ます。
- まず、自分のことを知り、どんな職業が向いているのか、またその職業に就くにはどんな資格が必要か、どんな進路が考えられるかなどを調べました。この学習では、進路に関するサイトを活用しました。
- ドリームマップは、 【MUST】自分の社会貢献・SDGsの視点で理想の社会
【WILL】笑顔にしたい人・周囲との関わり
【WILL/CAN】ほしもの・したいこと・できるようになりたいこと
【NEXT STEP】頑張りたい事・目標・志望大学・就きたい職業
などを視点において作成します。完成したドリームマップをもとに、クラス内のグループで発表・交流会を行います。その後掲示し、紙上で学年間交流もします。
- 12月22日(月)の授業参観では、学級代表の保護者の方にお話を頂戴したあと、全保護者の方にインタビューし、多様な職業観、生き方について学びます。


◆山形大学キャンパスツアー後の生徒の感想◆
- 今回のキャンパスツアーを通して、山形大学への進学に夢が広がった。大学とは、自分の夢にまっすぐに進むための学校なのだと改めて思った。私は「教員」という仕事に興味を持っているため、「教育学部」について関心を持った。特に印象的だったのは、1年次から始める「学校体験活動」の充実度だった。座学だけでなく、早い段階から教育現場で子供たちと関わる機会が設けられていて、教員としての心構えや技術を実践として学べるところに魅力を感じた。知識を単に詰め込む場ではなく、興味関心に基づいて仲間と協力し、人間関係を築き、社会的な能力を高める場でもあることを実感した。教員を目指す上で、専門的な知識はもちろん重要だが、それ以上に多様な人と学び合い、課題を解決していく力が必要である。「自由な学びの場」で得られる経験は、リーダーシップを育むよい機会になると思った。
- 大学は、専門的なことを学んだり、研究したりしている場所であること、自分で選択し、その進路で人脈が増え、社会を広げて見る目が身につくことがわかりました。大学はゴールではなく、前へ進み、高みに行くところだということもわかりました。また、模擬講義①では、論語を通しての人生の生き方などについての学びがありました。「勉強」という熟語は「勉(つと)め強(し)う」で、自分の苦手なことを強いて、弱点を克服するということに意味があるということも学びました。自分が思っていた「勉強」の意味とは全く異なり、できないから練習する、わからないから学ぶという新しい意味を理解でき、そこを意識して勉強したいと思いました。山形のためにできることすることも、大学で学べることの一つだとわかり、山形大学に興味がわきました。
- 模擬講義②では、過去の統計の分析から地滑りという土砂災害は、山形では70年続くほど持続性がある災害だということを学びました。僕の住んでいる新庄市にも大雨で被害が出ました。減災するために、山形大学でモニタリングシステム(リアルタイムで地面がどのようになっているかを見ることができるという仕組み)を開発していることとを知り、それらを活用し、地域と自分を守って行きたいと思いました。併設された博物館には有名な偉人の遺品や縄文時代の土偶(山形県で発掘された)など、僕たちの今の学習につながるようなものが多く展示されており、興味深いものになっていて、また来館したいと思いました。
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高校1年次が学校設定科目「SS健康科学」の授業の中で、令和7年度11月7日、本校大講義室で、講義「タンパク質の役割 タンパク質量の生理・生化学的意味と食事の関係」を受講しました。
講師は、米沢栄養大学健康栄養学部栄養学科教授 佐塚正樹先生です。
講義の内容は、栄養とは「栄養素について正しく考えること」と栄養の定義についてお話しいただき、タンパク質の役割について、栄養を考える上でのタンパク質の位置づけ、エネルギー量からタンパク質を計算する式(寒河江式とは)について、エネルギー量とタンパク質量を意識した上での食事の仕方等、系統立てて、ご講義いただきました。
沢山のスライドで丁寧にご説明していただきました。佐塚先生、お忙しい中、ありがとうございました。
[生徒の感想]
〇栄養素について考えるときは、タンパク質はタンパク質、脂質は脂質と分けて考えがちだが、糖質が足りていない時、タンパク質が糖に変えられてしまうなど、横のつながりもあるから、3大栄養素3つ全体を捉えて、栄養素について考えることが必要だと分かった。
〇身体を健康で正常な姿勢に保つためのアミノ酸が不足すると、エネルギーが不足し、アミノ酸がタンパク質の合成にまわらないだけでなく、不足した分のエネルギーを補うために筋肉までも分解してしまうことに驚き、印象に残った。


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12月8日㈪山形大学理学部において、高校2年次理系の生徒対象の令和7年度体験型実習講座を行いました。
物理、化学、生物の3つのコースに分かれて行いました。物理コースでは門叶冬樹教授 による「放射線に関する講義・実験・実習」、化学コースでは近藤慎一教授による「有機化学合成分野に関する講義・実験・実習」、生物コースでは宮沢豊 教授 による「DNA抽出とPCR法に関する講義・実験・実習」を行いました。各分野の専門の先生方から熱心な指導をしていただきました。生徒たちは興味のある分野で意欲的に取り組んでいました。 画像は左から物理コース、化学コース、生物コース



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12月12日(金)、今年度最後の高校生と大学生のための金曜特別講座を校内で聴講しました。今回は、江⼾時代の読書⽣活̶̶ 出版は社会と⼈間に何をもたらしたかと題して、教養学部 教養学科・准教授 ⻘⼭ 英正 先生に講義をしていただき、中学生7名、高校生39名の計46名が参加しました。参加した生徒からは、以下のような感想が寄せられています。

・「浦島太郎」は昔から受け継がれていたから話の内容は変わらないと思っていたけど少し違っていたり浦島太郎のパロディー作品もあったりしていて今よりも読書文化が豊かだなと思った。そして時間が経つに連れ時代の変化とともに内容の変化があり、その次代にあった「浦島太郎」になっていることがわかった。更に読者の身分や年齢によっても付け加える内容や削除する内容があることが面白いと思った。その中でただ内容を変えているのではなく伝えたいことや教育として教えるべきことを話の中に持っていて、そこから日本人の人柄が来ているのかなと思った。
・今となっては、同じ本が大量に販売していることは当たり前だけれども、それが江戸時代から始まっている画期的なものだということにとても驚いた。書物の形態の変化によって、話を知っている人が、知識を持っている人だけでなく、庶民にも広がり、親しみやすいものに変わっていったことがとても印象に残った。
かつて、書物は書き写すもので、そこにある知識は、一部の限られた人々や知識人のみが得られるものであったこと、また江戸時代に出版文化が発達したことで、それが多くの人に行き渡るようになったことを、青山先生から様々な例を挙げながらわかりやすく教えていただきました。あらゆる情報や知識に簡単にアクセスできる現代だからこそ、その歴史と重みを学ぶことは、とても意味のあることだったようです。
今年度の東大金曜講座は今回で最後となりました。
様々な分野の専門家から話を聞いたことを、今後の学習や探究活動に、さらに活用してくれることと期待しています。
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2月6日(金)本校の未来創造プロジェクト成果発表会を行います。
以下のご案内で詳細をご覧いただき、見学を希望する場合には、中学、高校どちらかの窓口にお申込み下さい。
(どちらにお申込みいただいても、中学、高校ご自由にご覧いただけます。)
ご案内 高校参加申込票 中学校参加申込票
保護者向けの参観のご案内は、後日生徒を通じてご連絡いたします。
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11月29日(土)に、東北芸術工科大学で行われた第9回探究型学習研究大会で、本校の探究的な学習の取組み事例について、紺野陽人教諭が発表しました。その後、その取組みを経験した本校2年生の「セイタカアワダチソウの根に含まれる水溶性物質について」と「蔵王の樹氷はいつまで見られるのか」のテーマでそれぞれ研究をしている2つの班が、時折ユーモアも交えながら元気よく研究発表を行ってきました。これらの発表は、東北芸術工科大学の会場だけでなく、オンラインによる全国への配信も同時に行われました。本校の指導の流れやSSHの活動、そして生徒の発表を広く普及するのに大きく役に立った発表会となり、その後、他校からの問い合わせも多くいただきました。今後も、このような機会を利用して、本校の課題研究に関する知見を広め、課題研究に関する他校との協力関係が構築できれば良いと考えています。このような機会をご提供くださいました東北芸術工科大学の皆様に感謝申し上げます。



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12月5日(金)、後期第5回目となる高校生と大学生のための金曜特別講座が開催されました。今回は「みんなで考えるカーボンニュートラル社会」と題して、東京大学 環境安全研究センター・教授 辻 佳子先生から講義をしていただき、中学生6名、高校1年生15名が聴講しました。参加した生徒からは以下の感想が寄せられました。
カーボンニュートラル社会は今まで聞いた話と同じような地球温暖化にならないように気をつけようという注意だとおもっていたけど、そもそも循環型社会という現象を作るには日本の鉄鋼工業が飽和しているから、止まるのではなく循環に変換することができるんだよっていうことがわかりました。また、リサイクルに取り組む前にリユースとリデュースがさきにかかれていることから。循環にする前から削減できることは減らしておいたほうが、そもそも環境に対するダメージが少なくなるということを頭の中で噛み砕けました。また、循環はいまある環境に妥協や我慢をすることではなく、あるべき姿をデザインしていくことが実現に一歩近づくと思いました。回収できる二酸化炭素の種類があることは知りませんでした。煙突から出てきた二酸化炭素はつくらなければ良いから、減らせることも理解できました。循環型社会という社会で出てくる内容を理系的な視点で教えていただいたことがおもしろかったです。


カーボンニュートラルに対する理解が深まりました。廃プラやバイオマスに関する専門的な話も興味深かったのですが、炭素自立型社会に向けた課題についての話も面白かったです。技術が発展するだけでなく、それに社会が適応できるのか、新たな経済の市場として確立することができるのかといった視点が今までの自分の中にはなかった視点でした。科学の専門的な研究ももちろん重要で興味もあるのですが、こういった科学技術と社会学を融合した研究も新たな知見を得ることができそうだなと感じました。
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12月2日(火)と3日(水)に東根市の特別天然記念物指定区域にて行われた、カクレトミヨ推定個体数調査に、本校2年生の課題研究でカクレトミヨの保全に取り組む3名が、東根市と清流の里おおとみ保全推進協議会、山形大学(半澤直人名誉教授)らと共に、トラップの設置からトラップの回収・捕獲個体数の確認までの調査に参加しました。初日は穏やかな日差しの下でのトラップの設置作業でした。しかし、3日は時折冷たい雨が降る中の作業でしたが、両日ともに胴長を履いて冷たい川に入り、二日間頑張って調査を行いました。2日目の様子はYTSのニュースで放送され(https://www.yts.co.jp/news/news-221733/)、また、山形新聞でも紹介されました。今回の調査により、昨年度よりも推定個体数は大きく減少していました。夏の高温と渇水の影響が出ているとのことでした。このようなところにも、地球温暖化の影響が出ていることを現場で感じてきました。
また、カクレトミヨは東根市が市の魚に指定している絶滅危惧IA類の生物ですが、市民や高校生の認知度は残念ながらまだ低いと思われます。よって、今後は、この魚の知名度を高める方に力点をおいて活動していく予定です。さらに、この研究が後輩に引き継がれ、カクレトミヨの保存に貢献していくことを期待しています。
左:カクレトミヨ 右:ドジョウ

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