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国際理解講演会(SS総合探究Ⅱ)が行われました!

3月4日(水)5・6校時に国際理解講演会として、シンガポール南洋理工大学 教授 佐藤 裕崇 先生をお招きして、本校高校2年次生を対象として講演していただきました。世界大学ランキングにおいて常に最上位に位置するシンガポール南洋理工大学において、昆虫サイボーグの研究を世界の最前線でされている佐藤先生のお話は生徒にとって大変刺激的なものでした。生徒の感想として、「昆虫で世界の人々を救うという理念をかかげ実用化を実現しているところに魅力を感じた」「最終的に社会のためになるような研究を自分もしてみたい」「志を高くもち、人々救いたいという思いの元、楽しく研究されている点がすごい」といったものでした。講演中だけではなく、休憩時間中も生徒が佐藤先生に質問の行列を作っていたのが印象的でした。

 

 

 

環境SDGsアワード2025 県知事賞(県1位)受賞! 本校で授賞式を開催しました!

2月4日(水)山形大学小白川キャンパスにて、環境SDGsアワード2025が開催されました。そのコンテストに、本校から「蔵王の樹氷はいつまで見れるのか」というテーマで、2年次の森谷条治君、工藤世南君、歌丸頑力君、片山景瑚君のグループが参加しました。書類審査の予選を経て、2月4日の山形大学で本戦に臨み、見事、県知事賞(県1位)を受賞することができました。

蔵王山頂のロープウェイ運営会社から過去の気温データをいただき、膨大なデータを解析・まとめ上げた結果が認められました。その際、山形大学 名誉教授 柳澤文孝先生からも多大なご指導いただき、作品を完成させることが出来ました。

3月5日に山形テレビから事務局の方に本校へご来校いただき、表彰式を実施しました。表彰状は木製の特注品であり、模様や文字はレーザーで書き込んだもので、大変精巧に作られている非常に珍しいものでした。

さらに、この4名は、この研究を発展させ他の発表会にも参加する予定です。

今後の活躍に期待しています。

高校2年次生が山形大学 学長定例記者会見(3/5)で研究成果を発表しました!「蔵王山山頂の気温変化と今後について 〜「オオシラビソ」および「樹氷(アイスモンスター)」の衰退〜」

高校2年次生の森谷条治さん、片山景瑚さん、工藤世南さん、歌丸碩力さんの4名が、3/5に開催された山形大学学長定例記者会見で、山形大学名誉教授 柳澤文孝と共同で研究成果を報告しました。

高校2年未来創造プロジェクト(SS総合探究Ⅱの授業)で調査研究をしてきたことと、山形大学の過去の調査結果とを合わせて判明したことを自分たちでまとめ、柳澤教授からご助言をいただきさらにまとめ、発表してきました。多くの報道機関の方に取材いただき、その後の質問にも自分たちの言葉で答えておりました。生徒にとって、研究成果を広く知っていただく貴重な発表の場となりました。

詳細は以下リンクの山形大学HPをご覧ください。

蔵王山山頂の気温変化と今後について 〜「オオシラビソ」および「樹氷(アイスモンスター)」の衰退〜|新着情報:プレスリリース|国立大学法人 山形大学 (yamagata-u.ac.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

タイ海外研修へ行ってきました!

令和8年2月8日(日)から14日(土)の7日間、高校2年次4名と1年次4名、計8名でタイへ渡航し、海外研修を行いました。

今回の渡航の主な目的はPACCON2026(Pure and Applied Chemistry International Conference)という学会での高校2年次生の研究発表と、連携協力校であるナレースアン大学を訪問し、高校1年次生が共同研究のマッチングを行うことでした。それぞれの目的のため、時間をかけて準備をしてきました。また、滞在中のすべてのプログラムについて、ナレースアン大学の先生や生徒がサポートしてくださり、充実した研修となりました。

実際の研修内容は以下の通りです。

2月8日(日):移動日
2月9日(月):アユタヤ歴史公園・日本人村研修、ピッサヌローク市へ移動、歓迎夕食会
2月10日(火):ナレースアン大学(ND)キャンパスツアー・学術セッション、ナレースアン大学附属中等教育学校訪問(NUD)(学校交流・授業体験)
2月11日(水):ナレースアン大学附属中等教育学校全校集会での挨拶(1年次生による学校紹介プレゼンテーション)、スコータイ歴史公園 文化研修、ワット・プラ・シー・ラタナ・マハタート参拝
2月12日(木):PACCON 2026 学会参加
2月13日(金):バンコク市内へ移動、バンコク市内研修
2月14日(土):帰国

様々な活動の中でナレースアン大学やナレースアン大学附属中等教育学校の先生方、生徒と行動を共にし、交流を深めました。10日にナレースアン大学内で行われた学術セッションでは、ナレースアン大学の先生方の専門分野の紹介と、本校1年次生一人一人の学術的な興味関心に応じたマッチングが行われました。また、12日に行われたPACCON 2026では、”Extraction of CNF from Inedible Parts of Vegetables” というタイトルで発表した本校2年次4名が銀賞を受賞しました。

研修に参加した生徒からは、以下のような感想が寄せられました。


2/9(月)

今日の活動では、タイの高校生とアユタヤ遺跡を見学したり、歓迎セレモニーに参加するなどした。日本人村での活動は中でも印象に残っている。日本人村にある鳥居や神社を、タイの高校生と一緒に回り、日本の文化を実演を交えながら伝えた。まずは、お互いの文化を認め合い、違いを楽しむことから交流のきっかけが生まれると学ぶことができた。また、日本人村を作り、最終的にはアユタヤの国王の重鎮となった山田長政についても学ぶことができた。歓迎夕食会が終わり、タイと日本の関係者みんなで写真を撮ったとき、アユタヤに日本人村ができたころから続くタイと日本の交流を、今の私たちも引き継いでいるのだという意識がふと芽生えた。これまでの親密な交流関係を絶やさないために、明日からも積極的にかつ楽しんで、交流をしようと改めて感じた。

 

2/10(火)

今日は、昨日以上に多くの高校生、先生との交流があった。特に、去年タイの方々が東桜学館に来ていただいた際に交流した先生と再会することができた。交流の際に伺った昆虫の研究について、剥製と共に教えていただくことができた。初めは、相手が自分のことを覚えているかわからず、話しかけるかどうかを悩んだが、勇気を出して話してみることで、有意義な時間になったと思う。また、共同研究で研究ができそうなテーマを共有していただいた。大変貴重な機会をいただいたので、今後の未来創造プロジェクトの探究につなげていきたい

今日は前日以上に多くの人々と交流することが出来ました。午後から行ったNUDでは多くの生徒さん、先生方が私たちのことを歓迎してくださり、とてもフレンドリーで嬉しかったです。実際の授業の体験では、豚の心臓の解剖をすることが出来ました。英語で説明を受けながら、日本の高校ではなかなかすることの無い貴重な経験ができました。日本語で説明を手助けしてくれる生徒もおり、NUDの生徒の日本への関心の高さを感じました。一緒に夜ご飯を食べて、アクテビティの内容だけでなく、お互いの事まで深く知ることができ、国の違いを超えて仲良くできるいいお友達を作ることができました。しかし、自分の本当に伝えたいことを中々伝えられず単語だけで相手に理解を求めてしまったことがあったため、自分の英語の未熟さも痛感しました。

2/11(水)

3日間のタイの高校生との交流を通して、常に私たちのことを気にかけて、声をかけてくれたり、料理を分けてくれたり、タイについて教えてくれたり、お土産をたくさんくれたりと、感謝の言葉だけでは感謝しきれないおもてなしを受けた。タイの学生が山形に来た際には、私たちも同じように、それ以上に、おもてなしの気持ちを持って交流を続けていきたいと強く感じた。

 

2/12(木)

終日PACCONに参加してきました。ノーベル賞受賞者の方からのお話をお聞きしたり、タイの王室関係の方々のお出迎えをしたりと、様々な経験をすることができました。私たちの発表では、英語でプレゼンをしましたが、自らの言葉で上手に表現できたかなと思います。また、タイの先生方から酸化反応の部分について私たちの予想しているところより別なところの方が酸化の優先順位が早いことを知り、さらなる考察ができるような気がしました。

2/13(金)

バンコク市内の寺院を巡った。ワット・アルンでは焼き物の欠片を組み合わせて作った装飾を見ることができた。中国から輸入してきた焼き物をチャオプラヤー川を使って運ぶ時に船が揺れて割れてしまったものだと聞いた。多くの寺院は、お金や権力を持った人が自身の財力を誇示するために建てたものだと聞いた。バンコクは現在でも続く王朝が首都とした場所であり、これまでに回ったスコータイやアユタヤなどの昔の寺院とは違った煌びやかな装飾とピッサヌロークのワットヤイなどとは異なる巨大な仏塔や仏像を見ることができた。
タイでの研修を通して、多くの出会いとともにたくさんの手厚いおもてなしを受けた。また、仲良くなった友達や先生方からは私の持つ夢や、研究したいことについて、応援の言葉をもらった。次に会うときに再び楽しい思い出を作って、今回よりもより濃密な交流を行うことを目標に、今後も英語の学習や探究活動を頑張りたい


今回参加したPACCON2026は1500人規模の化学系国際学会で、タイの王室行事やノーベル賞受賞者の基調講演が行われるような、名誉ある学会でした。そのような学会への参加という貴重な経験や、タイの国立大学であるナレースアン大学附属学校の優秀な学生との交流、そして丁寧で心のこもった滞在中のおもてなしを通して、それぞれの立場で多くのことを感じ取り、自らの学びにつなげている様子が感想からも伺えました。

本校はナレースアン大学、ナレースアン大学理学部、そしてナレースアン大学附属中等教育学校とそれぞれ連携協定を締結しています。今後もこのような交流を通して、本校生徒が英語力や国際的な感覚を養ったり、よりレベルの高い探究活動に励んだりすることを、サポートしていきたいと思います。

令和7年度 未来創造プロジェクト 成果発表会を実施しました!

2月6日(金)に本校中学生と高校1・2年次生、他校から山形県立寒河江高校7名、山形県立致道館高校5名、山形県立酒田東高校8名の高校生と、今年は致道館中学校から1名、鶴岡市立鶴岡第五中学校から4名の中学生にご来校いただき、「未来創造プロジェクト」成果発表会を実施しました。さらに山形大学附属中学校からポスター掲示で2テーマの参加もあり、盛大な発表会となりました。今年も本校の中学生3年生と来校いただいた中学生が、ポスター発表を高校生たちと一緒に南北アリーナで行いました。

午前中に全体会として、高校の部を北アリーナで、中学校の部を大講義室でそれぞれ実施しました。高校の部では、令和7年度山形県探究型学習課題研究発表会で入賞した1グループと、サイエンスコミュニティに参加した1グループ、文系テーマの1グループ、さらに高校1・2年による沖縄・西表フィールドワーク活動報告を行いました。その後、中学校3年生の2つの代表班によるスライドを用いた発表も行いました。中学校の部は各学年の代表グループによる口頭発表と高校2年による2つの代表班による口頭発表を行いました。この中学校の部はコンテストになっており、東北芸術工科大学の先生方に審査していただきました。その後、全国高校生フォーラム2025に参加したグループも研究発表・質疑応答をすべて英語で行いました。

昼食後、北棟で中学校1~2年生が口頭発表、南北アリーナで寒河江高校・致道館高校・酒田東高校・致道館中学校・鶴岡第五中学校・本校の中学校3年・高校2年次生がそれぞれポスター発表を行い、質疑応答を通してお互いに学びを深め合いました。また、研究アドバイザーとして、山形大学理学部 栗山恭直教授、他校や本校の先生方など多くの先生方に生徒たちの研究をご覧いただき、様々なアドバイスを頂きました。さらに、多くの保護者の皆様にもご参加いただき、98テーマという発表数規模での開催となり、多くの参観者にご出席いただきました。今後、高校2年次生は、これまで行ってきた研究について日本語論文の作成を行ってから、英語論文のへとつなげていく予定です。

東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校課題研究発表会)に参加しました!

令和8年1月30日(金)、31日(土)の2日間、酒田市総合文化センターにおいて、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校課題研究発表会)に発表者(高校2年7名(2グループ))と見学者(高校1年3名)で参加してきました。当日は、道中猛吹雪という悪天候にも関わらず、東北各県から総勢100名以上のSSH指定校の高校生が集いました。

30日の午後から開会行事を行い、学校・研究紹介を各校2分程度で行いました。その後、講師として福田 真嗣 氏 (株式会社メタジェン代表取締役社長CEO兼 慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任教授)から、演題「茶色い宝石が切り拓く!病気ゼロ社会の実現」でご講演をいただきました。大変興味深い内容で、その後の質疑応答も大いに盛り上がりました。その中で、本校の2名の生徒達が積極的に質問も行い、講演後、講師の福田様に直接名刺をいただきに行くという積極性も見られました。

31日は、午前中ポスターセッション(25分×6セット)を行い、本校からは「タイムの抗菌作用を生かした蜜蝋ラップを作ることはできるのか」のテーマで研究しているグループと「農業場面における藍藻類を主とする 微生物を用いた金属除去の可能性」のテーマで研究しているグループが参加し、大きな声で堂々と発表し、質疑応答にも的確に答えている姿に大きな成長を感じた2日間でした。

◎生徒の感想

・研究に向かう姿勢と内容面、どちらにおいても非常に多くの学びを得た2日間だった。勇気を出して行動を起こし、出会いを大切にするという初日の講演での学びを心に留め、これからの生活に活かしていきたいと思う。ポスターセッションでは、質疑応答や他校生徒への質問を通して、自分の中にはなかった視点から実験を見つめ直し、研究をより良いものにするための材料を得ることができた。今回得たものを最大限に活かし、私たちの探究をより精度の高いものとしていきたい。

・今回、東北サイエンスコミュニティーに参加して科学研究のあり方について学ぶことができました。特にメタジェンCEO福田真嗣様のご講演で、ご自身がどのように研究テーマと出会ってなぜ会社を立ち上げたのかというお話をお聞きし、自分の研究がどのような社会へのインパクトを持っているのかを常に考えながら社会実装までの道のりを整えることの大切さを認識しました。これらのことを意識して研究に励みたいと思います。

・今回の東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会では、SSH指定校の研究が集まり、様々な視点から身の回りの問題に対し解決策を模索したり、学校内だけでなく、様々な研究機関と協力して幅広く活動している姿が多く見られた。また、発表後の活発な質疑応答で講師の方だけでなく同じSSH指定校の生徒さんからも様々な意見・提案をいただいたおかげで今後の研究の後押しとなった。東桜学館でも過去に講演をしてくださった福田真嗣さんの講演で「勇気が一番大切」という話があった。不確実性が高い未来に対してどうやって勇気を出すか。どうやって研究を進めて未来をより良くするかを改めて考えさせるものとなった。

・今回の発表会から、私は多くのことを学びましたが、特に印象に残っているのは、講話です。福田先生の講話にて、探究活動にするにあたって、重要なことは目的や理想を持つことだと教わりました。同様に、探究活動でも予め明確な目標があると、それが軸となってズレることのないように感じました。発表を聞いた中で、社会問題の解決などをきっかけとして始まったものは、発展性や持続性が高い印象でした。二年生になり、探究活動を本格的に始動する際は、活動を通して何をするのか、理想を持って進めて行きたいです。

タイ研修へ出発しました

2/8(日)の夕方、タイ王国に向けて、生徒8名(1・2年次4名ずつ)と教員2名が出発しました。雪の影響で搭乗予定の飛行機が遅れるハプニングはありましたが、無事、山形空港から羽田空港経由でタイに向かいました。

この訪問では、昨年7月に連携協定を結んだ、国立ナレスアン大学附属中等教育学校との交流を行います。2年次生は国際化学会議である「PACCON2026」で課題研究の発表、1年次生は来年度の共同研究に向けたディスカッションを行う予定です。なお、「PACCON2026」はタイ王室の王女殿下が開会式に臨席される、大規模な学会ということで、生徒も教員も期待と不安に胸を膨らませているようでした。

2/9(月)~13(金)の滞在期間で、タイの学生等との交流を通じて大きく成長してくれることを願っています。


団長の教頭先生より挨拶

見送る2年次主任より激励の言葉

「令和7年度 黎明サイエンスフェスティバル」に参加しました!

1月31日(土)に、宮城県立古川黎明中学校・高等学校で開催された「黎明サイエンスフェスティバル」に、本校中学生2チーム(4名)、高校生2チーム(7名)が参加しました。

午前中は古川黎明中学校・高等学校の口頭発表やポスター発表を参観しました。同じ中高一貫校の中学生・高校生が行った研究について、それぞれの関心にもとづいて見学しました。

午後からは本校生徒もポスター発表を行いました。聴衆をひきつけながら、自分たちの研究内容を一生懸命伝える姿が見られました。聴衆からフィードバックをもらい、2月6日(金)の成果発表会に向け、良い練習の機会にもなったようでした。

本校のような他の中学校・高校の生徒に加え、小学校の児童の研究発表も行われており、地域の科学技術人材育成の拠点となっている様子がうかがえる発表会でした。


藻の培養をより効果的にするためには(中学校)

米ぬかを用いて水質を改善することはできるのか(中学校)

ツルマンネングサの再生能力(高校)

紙バネの発展的性質(高校)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SSH通信第26号を発行しました

1年次SSH講演会~課題研究を深める楽しさと方法~を開催しました!

1月22日(木)4~5校時

一般社団法人GlocalAcademy(グローカル・アカデミー)代表理事の岡本尚也(おかもとなおや)先生よりお越しいただき、「課題研究を深める楽しさと方法」と題しまして、ご講演をいただきました。岡本先生は、慶應義塾大学理工学部出身、ケンブリッジ大学で物理学博士号を、オックスフォード大学で日本学修士号を取得されたという稀有な経歴をお持ちです。本校の探究学習の副教材として使用している『課題研究メソッド』の著者でもあります。

今回の講演の様子と、生徒の感想の一部を掲載します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演後は質疑応答が活発に行われ、終了後に先生に質問したい生徒らの長蛇の列ができるほどでした。先生の実際の体験に基づく講演で生徒の旺盛な探究心・好奇心を刺激され、大変貴重な体験となりました。岡本先生、ありがとうございました。