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タイ海外研修へ行ってきました!

令和8年2月8日(日)から14日(土)の7日間、高校2年次4名と1年次4名、計8名でタイへ渡航し、海外研修を行いました。

今回の渡航の主な目的はPACCON2026(Pure and Applied Chemistry International Conference)という学会での高校2年次生の研究発表と、連携協力校であるナレースアン大学を訪問し、高校1年次生が共同研究のマッチングを行うことでした。それぞれの目的のため、時間をかけて準備をしてきました。また、滞在中のすべてのプログラムについて、ナレースアン大学の先生や生徒がサポートしてくださり、充実した研修となりました。

実際の研修内容は以下の通りです。

2月8日(日):移動日
2月9日(月):アユタヤ歴史公園・日本人村研修、ピッサヌローク市へ移動、歓迎夕食会
2月10日(火):ナレースアン大学(ND)キャンパスツアー・学術セッション、ナレースアン大学附属中等教育学校訪問(NUD)(学校交流・授業体験)
2月11日(水):ナレースアン大学附属中等教育学校全校集会での挨拶(1年次生による学校紹介プレゼンテーション)、スコータイ歴史公園 文化研修、ワット・プラ・シー・ラタナ・マハタート参拝
2月12日(木):PACCON 2026 学会参加
2月13日(金):バンコク市内へ移動、バンコク市内研修
2月14日(土):帰国

様々な活動の中でナレースアン大学やナレースアン大学附属中等教育学校の先生方、生徒と行動を共にし、交流を深めました。10日にナレースアン大学内で行われた学術セッションでは、ナレースアン大学の先生方の専門分野の紹介と、本校1年次生一人一人の学術的な興味関心に応じたマッチングが行われました。また、12日に行われたPACCON 2026では、”Extraction of CNF from Inedible Parts of Vegetables” というタイトルで発表した本校2年次4名が銀賞を受賞しました。

研修に参加した生徒からは、以下のような感想が寄せられました。


2/9(月)

今日の活動では、タイの高校生とアユタヤ遺跡を見学したり、歓迎セレモニーに参加するなどした。日本人村での活動は中でも印象に残っている。日本人村にある鳥居や神社を、タイの高校生と一緒に回り、日本の文化を実演を交えながら伝えた。まずは、お互いの文化を認め合い、違いを楽しむことから交流のきっかけが生まれると学ぶことができた。また、日本人村を作り、最終的にはアユタヤの国王の重鎮となった山田長政についても学ぶことができた。歓迎夕食会が終わり、タイと日本の関係者みんなで写真を撮ったとき、アユタヤに日本人村ができたころから続くタイと日本の交流を、今の私たちも引き継いでいるのだという意識がふと芽生えた。これまでの親密な交流関係を絶やさないために、明日からも積極的にかつ楽しんで、交流をしようと改めて感じた。

 

2/10(火)

今日は、昨日以上に多くの高校生、先生との交流があった。特に、去年タイの方々が東桜学館に来ていただいた際に交流した先生と再会することができた。交流の際に伺った昆虫の研究について、剥製と共に教えていただくことができた。初めは、相手が自分のことを覚えているかわからず、話しかけるかどうかを悩んだが、勇気を出して話してみることで、有意義な時間になったと思う。また、共同研究で研究ができそうなテーマを共有していただいた。大変貴重な機会をいただいたので、今後の未来創造プロジェクトの探究につなげていきたい

今日は前日以上に多くの人々と交流することが出来ました。午後から行ったNUDでは多くの生徒さん、先生方が私たちのことを歓迎してくださり、とてもフレンドリーで嬉しかったです。実際の授業の体験では、豚の心臓の解剖をすることが出来ました。英語で説明を受けながら、日本の高校ではなかなかすることの無い貴重な経験ができました。日本語で説明を手助けしてくれる生徒もおり、NUDの生徒の日本への関心の高さを感じました。一緒に夜ご飯を食べて、アクテビティの内容だけでなく、お互いの事まで深く知ることができ、国の違いを超えて仲良くできるいいお友達を作ることができました。しかし、自分の本当に伝えたいことを中々伝えられず単語だけで相手に理解を求めてしまったことがあったため、自分の英語の未熟さも痛感しました。

2/11(水)

3日間のタイの高校生との交流を通して、常に私たちのことを気にかけて、声をかけてくれたり、料理を分けてくれたり、タイについて教えてくれたり、お土産をたくさんくれたりと、感謝の言葉だけでは感謝しきれないおもてなしを受けた。タイの学生が山形に来た際には、私たちも同じように、それ以上に、おもてなしの気持ちを持って交流を続けていきたいと強く感じた。

 

2/12(木)

終日PACCONに参加してきました。ノーベル賞受賞者の方からのお話をお聞きしたり、タイの王室関係の方々のお出迎えをしたりと、様々な経験をすることができました。私たちの発表では、英語でプレゼンをしましたが、自らの言葉で上手に表現できたかなと思います。また、タイの先生方から酸化反応の部分について私たちの予想しているところより別なところの方が酸化の優先順位が早いことを知り、さらなる考察ができるような気がしました。

2/13(金)

バンコク市内の寺院を巡った。ワット・アルンでは焼き物の欠片を組み合わせて作った装飾を見ることができた。中国から輸入してきた焼き物をチャオプラヤー川を使って運ぶ時に船が揺れて割れてしまったものだと聞いた。多くの寺院は、お金や権力を持った人が自身の財力を誇示するために建てたものだと聞いた。バンコクは現在でも続く王朝が首都とした場所であり、これまでに回ったスコータイやアユタヤなどの昔の寺院とは違った煌びやかな装飾とピッサヌロークのワットヤイなどとは異なる巨大な仏塔や仏像を見ることができた。
タイでの研修を通して、多くの出会いとともにたくさんの手厚いおもてなしを受けた。また、仲良くなった友達や先生方からは私の持つ夢や、研究したいことについて、応援の言葉をもらった。次に会うときに再び楽しい思い出を作って、今回よりもより濃密な交流を行うことを目標に、今後も英語の学習や探究活動を頑張りたい


今回参加したPACCON2026は1500人規模の化学系国際学会で、タイの王室行事やノーベル賞受賞者の基調講演が行われるような、名誉ある学会でした。そのような学会への参加という貴重な経験や、タイの国立大学であるナレースアン大学附属学校の優秀な学生との交流、そして丁寧で心のこもった滞在中のおもてなしを通して、それぞれの立場で多くのことを感じ取り、自らの学びにつなげている様子が感想からも伺えました。

本校はナレースアン大学、ナレースアン大学理学部、そしてナレースアン大学附属中等教育学校とそれぞれ連携協定を締結しています。今後もこのような交流を通して、本校生徒が英語力や国際的な感覚を養ったり、よりレベルの高い探究活動に励んだりすることを、サポートしていきたいと思います。