SSH関連カテゴリー: 生徒の受賞(中高)

第10回アジア化学教育ネットワーク(化学教育国際会議:NICE)で「Best Poster Presentation」を受賞!

7月26日(土)に第10回アジア化学教育ネットワーク(化学教育国際会議:NICE)が山形国際ホテルを会場に行われ、その中の高校生セッションに参加しました。

本校からは高校3年次生2名が”Produce Mineral Origin Pigments from Local Agate”というテーマで、これまでの研究成果をすべて英語で発表し、さらに英語で質疑応答を行いました。多くの大学の先生やアジアの学生に発表を聞いていただき、様々な方々から助言をいただきました。そして優れた発表者に贈られる「Best Poster Presentation」を受賞しました。

国際学会という発表の場も体験でき、発表生徒にとって大変有意義な時間となりました。

 

 

 

日本色彩学会第56回全国大会で特別賞を受賞しました

6月7日~8日に日本色彩学会第56回全国大会が山形大学米沢キャンパスで行われ、高校3年次の生徒2名が参加しました。

「東桜学館に調和する視覚デザイン~輝度から考えるピクトグラム~」というテーマでこれまでの探究活動の成果を発表し,特別賞を受賞しました。

また,多くの大学の先生や学生さんに発表を聞いていただき、研究者の方々から専門的なご助言をいただいたことで,非常に大きな刺激を受けたようでした。

【参加した生徒の感想】

全国のさまざまな研究発表を通して,色彩に関する多角的な視点や新たな知見に触れ,大変刺激的な2日間となりました。また,交流会では大学や研究機関の先生方と直接お話しする機会にも恵まれ,いただいたポジティブなご意見のおかげで,研究の楽しさや奥深さを改めて実感することができました。

多くの方々との意見交換を通して,自分たちの研究にも新たな気づきや学びを得ることができ,今後の進路や活動に向けた大きなモチベーションとなりました。

今回の貴重な経験を糧に,今後も学びを深めていきたいと思います。

ESS部 2つの全国大会とTateyama Cup

ESS部は12月に全国高校生英語ディベート大会in岡山(21 日~ 22 日)とPDA高校生即興型英語ディベート全国大会(24日〜25日)の2つの全国大会に出場し、それぞれ予選順位64校中21位と83校中18位(1名ベストPOI賞も受賞)という結果を残しました。前者の大会における山形県の順位としては過去2番目、後者は過去2年連続でベスト8でしたので、順位を落としましたが、岡山から戻って、部員がインフルエンザで次々に体調を崩す中、メンバー変更をしつつ、体調の悪い中健闘した結果ですので、善戦したと言えるでしょう。岡山では強豪校と連続で試合する状況もあり、大変な大会でしたが、最後まで本当に頑張りました。

2月2日(日)には、第1回のTateyama Cupという大会に参加しました。こちらは関東北信越ブロックの1年生大会で、枠が残ったために本校も参加が許され、まだまだ経験の浅い1年生ではありましたが、5位に入賞し、6thベストディベーター賞も受賞することができました。

全国トップクラスの高校は、東京大学や京都大学などに10名以上入るような学校ばかりです。そのような中で戦い続けている本校ESS部の生徒たちの努力は本当に素晴らしいものですし、英語だけでなく、様々なスキルを身につけています。これからも東桜学館のESS部は全国のトップレベルの生徒と闘い続けます!応援よろしくお願い致します。

令和6年度 山形県探究型学習課題研究発表会に参加しました! 

令和6年12月14日(土)に山形国際交流プラザ山形ビッグウイングで令和6年度山形県探究型学習課題研究発表会が山形県教育委員会と山形県高等学校文化連盟科学専門部の主催で開催されました。本校からは科学専門部の部に3テーマ、一般の部に2年次のSS総合探究Ⅱの中間発表会を経て選ばれた7つの代表のグループが、さらに本年度は中学3年生から2つのテーマで参加して発表を行いました。当日は、それぞれのグループが熱の入った発表を行い、多くの観衆を集めていました。その中で、科学専門部の1つのグループが県2位に相当する優秀賞を受賞し、来年度、香川県で行われる全国高校総合文化祭科学専門部への出場が決まりました。さらに、中学3年生の大沼日和さんが一般の部で県2位に相当する山形大学小白川キャンパス長賞(理系部門)を受賞することができ、一般の部の数学・情報部門で1つのグループが優秀賞、化学・地学部門と教育部門で2つのグループが優良賞を受賞することもできました。

〇優秀賞 科学専門部の部 「忌み嫌われる植物の可能性~セイタカアワダチソウの将来的有用性~」

〇山形大学小白川キャンパス長賞 理系部門(生物・農学・医療部門)*中学3年生(ステムアカデミー)一般の部 「放射線によるレタス種子の発芽への影響について」

〇優秀賞(数学・情報部門) 一般の部 「ルービックキューブの揃え方をプログラム的に考える」

〇優良賞(化学・地学部門) 一般の部 「地元のメノウから岩絵具をつくる」

〇優良賞(教育部門)    一般の部 「作成したすごろく教材を使った授業を通して、発達障害への理解を深める」

 

科学専門部の部「忌み嫌われる植物の可能性~セイタカアワダチソウの将来的有用性~」

 

科学専門部の部「コマを長く回したい」

 

科学専門部の部「水分ストレスを与えることによる糖度の変化」

 

一般の部(数学・情報部門)「ルービックキューブの揃え方をプログラム的に考える」

 

一般の部(生物・農学・医療部門)「切っても切っても再生する!ツルマンネングサの再生能力について」

 

一般の部(生物・農学・医療部門)「エチレンと光条件を活用した豆苗の栽培改善に関する研究」

 

一般の部(化学・地学部門)「地元のメノウから岩絵具をつくる」

 

一般の部(教育部門)「作成したすごろく教材を使った授業を通して、発達障害への理解を深める」

 

一般の部(社会科学部門)「山形の Ausbau ÖPNV」

 

一般の部(人文科学・国際関係部門)「PMSに関する知識の普及を通して相談先の増加を目指す」

 

一般の部(化学・地学部門)「果物電池を用いて日常生活に生かせる発電を目指す」※中学3年生

 

一般の部(生物・農学・医療部門)「放射線によるレタス種子の発芽への影響について」※中学3年生(ステムアカデミー)

 

日本学生科学賞 山形県審査 最優秀賞受賞! 読売新聞に掲載されました!

本年度、2年次生が実施しているSS総合探究Ⅱの中で、昨年度の先輩から引継いだ「セイタカアワダチソウの将来的有用性」という研究テーマで、本校2年高嶋蒼空君、石井芙礼彩さん、廣谷真希さんの以上3名の班が、日本学生科学賞 山形県審査に6000字程度の論文を書き上げ出品しました。その結果、高校の部において、山形県の最優秀賞(県1位)を受賞することができました。今後の研究の成果に期待しています。

以下は読売新聞の記事(2024年11月13日)校長室での表彰の様子(11月26日)

県大会(英語ディベート)で4年連続の1、2位独占!

10月31日(金)に山形テルサで行われた第10回山形県高校生英語ディベート大会において、本校のESS部から出場した2チームがそれぞれ予選を全勝で勝ち進み、4年連続で同校対決の決勝戦を行いました。

今年の論題は”Resolved: That the Japanese government should abolish all nuclear power plants in Japan. (日本政府は,原子力発電所を全て廃止すべきである。是か非か)”で、Aチームの構成は(括弧内の数字は学年)は菅野珠有(2)、 柴崎 萌(2)、 齋藤優依(2)、中村亘之介(1)、三原慧大(1)、大越陸登(1) 、Bチームは縄優颯(2)、小松 佳奈(2)、半田瑞歩(2)、早坂美緒(1)、伊藤諒星(1)、大山詩心(1)でした。

予選は1、2回戦が抽選で行われ、3回戦からは勝敗に応じて同じ強さのチームが対戦するパワーペアリング方式で行われ、その後決勝戦と3位決定戦が行われました。1つでも負けると同校による決勝戦がなくなる緊張した1日でしたが、今まで準備してきたものをしっかりと出すことができたようです。なお、出場校は山形東、山形西、米沢興譲館、長井、致道館、酒田東、酒田西の本校を合わせた8校で、全国大会の権利を本校が獲得しました。

決勝戦は審査委員長の中央大学矢野善郎先生がコメントしたように、非常に接戦となり、優勝はAチームになりましたが、両チームのサマリーが最後まで5人のジャッジを悩ませる熱戦となりました。12月に開催される全国大会では部内選考後に1チームに集約、新チームで昨年の結果を上回れるよう、部員一丸となって取り組んでいきます!

本校中学1年生が、東北六県中学校英語暗唱・高等学校英語弁論大会で3位入賞!

中学1年生の関つばささんが、東北六県中学校英語暗唱大会において、3位に輝きました。関さんが選んだ題材は、チャップリンの代表作の一つである”Limelight”でした。落ちぶれた喜劇役者のカルヴェロと、突然足が麻痺して踊れなくなった若い女性テリーが、互いに励まし合うストーリーです。関さんは、出場を決めた8月から、3ヶ月にわたって日々の努力を重ね、英語の表現力と自信を磨いてきました。大会当日も、登場人物になりきって、堂々とした観客を惹きつける臨場感たっぷりの発表をすることができました。本校中学校では、東北大会に出場するのも初の快挙です。今後も、この経験を糧にさらなる成長を目指して挑戦してほしいと思います。

                 

中学3年生が、全国中学生英語ディベート大会で10位に!

9月 16 日 (月),一般社団法人全国高校英語ディベート連盟 (HEnDA:全国高校生英語ディベート大会を主催する団体)の普及委員会が主催する、第14回全国中学生英語ディベート大会がオンラインで行われ、本校の中学校3年生が参加しました。出場を希望した生徒が夏休み前から高校の英語教員の指導のもと練習を重ね、高校ESS部の生徒との練習試合もしながら一生懸命準備してきました。本番では6名の生徒がメンバーとしてResolved: The Japanese government should prohibit retail stores from operating late at night.(日本政府は小売店の深夜営業を禁止すべきである)という論題のもと、ディベートに臨みました。東京大学に100名が合格する学校やディベーター全員が帰国子女といった全国20校の精鋭ぞろい中、4試合中2勝1敗1引き分けで予選10位の成績を収め、健闘しました。また、Excellent Debater Prizeを半田美咲さんが受賞しました。限られた時間の中、仲間と必要な情報を集めたり、議論を重ねたりするなど、切磋琢磨しながら努力した結果が実を結びました。この大会に参加した生徒たちが、学年の英語を牽引する学習リーダーとして、今後も活躍してくれることを期待しています。

国際英語プレゼンテーション大会(START2024)開催!

7月19日(金)の午後、2021年から始まった,東北唯一の国際英語プレゼンテーション大会(START2024; ST(udy) A(ssembly)(of) R(esearch) (at) (T(ouohgakkan)の略)を山形県教育委員会の後援のもと、本校が主催し、オンラインと対面のハイブリッド形式で開催されました。

この大会は、高校在学中に行った個人やグループの探究・研究活動の内容を英語で発表(10分間)し、質疑(他のチームからと審査員から5分ずつ質問される)を行って審査され、研究テーマごとに分かれた5つの会場で1位と2位を表彰します。

今年の参加校は、ノーンヒンウィッタヤコム中等学校(タイ)、ナレースアン大学附属中等学校(タイ)、SMKAコタキナバル中等学校(マレーシア)、國立臺北科技大學附屬桃園農工高級中等學校(台湾)の4校が海外から、国内は兵庫県立豊岡高等学校、東海大学付属高輪台高等学校、東京都立多摩科学技術高等学校、新潟県立新発田高等学校、岩手県立一関第一高等学校、秋田県立横手高等学校、宮城県立古川黎明高等学校、福島県立安積高等学校、福島県立ふたば未来学園高等学校の他、県内から米沢興譲館高等学校、寒河江高等学校、致道館高等学校、村山産業高等学校が参加しました。審査員は各会場2名ずつで、東京農工大学、東北大学、宮城教育大学、山形大学、畿央大学の先生方が協力してくださりました。

入賞者は以下の通りです(英文の最後に掲載しています)。

On the afternoon of July 19th (Friday), our school hosted the only international English presentation competition in the Tohoku region for the third time, called START2024 (STudy Assembly of Research at Touohgakkan). The event was held in a hybrid format, with both online and in-person participation, under the sponsorship of the Yamagata Prefectural Board of Education.

This competition involved individual and group research projects conducted by high school students. Participants presented their findings in English for a duration of 10 minutes and underwent a question-and-answer session, with 5 minutes of questions from other teams and judges. The presentations were evaluated, and first and second place winners were recognized in each research theme category.

This year’s participating schools included four schools from overseas: Nonghinwittayakom School (Thailand), Naresuan University Demonstration Secondary School (Thailand), SMKA Kota Kinabalu Secondary School (Malaysia), and National Taipei University of Technology Affiliated Taoyuan Agricultural and Industrial Senior High School (Taiwan). The ones of domestic schools were Hyogo Prefectural Toyooka High School, Tokai University Attached High School Takanawa, Tokyo Metropolitan Tama Science and Technology High School, Niigata Prefectural Shibata High School, Iwate Prefectural Ichinoseki First High School, Akita Prefectural Yokote High School, Miyagi Prefectural Furukawa Reimei High School, Fukushima Prefectural Asaka High School, and Fukushima Prefectural Futaba Mirai Gakuen High School, as well as  Yamagata Prefectural Yonezawa Kojokan High School, Sagae High School, Chidokan High School, and Murayama Industrial High School High School.

The judging panels at each venue consisted of two members each, and they are from Tokyo University of Agriculture and Technology, Tohoku University, Miyagi University of Education, Yamagata University, and Kio University.

The winners are as follows:

  • ROOM 1
    1st Prize: “Can Killifish Learn Conditioned Reflexes from Other Individuals?”, SHIMAMOTO Takeshi [Toukai Univ.Takanawadai]
  • 2nd Prize: “Towards Self-Production of Glycyrrhiza uralensis in Japan : Hydoroponic and Soil Cultivation, and Estimation of Natural Growth Condition”, Ito Kenta,Abe Kota,Isagoda Haruki,Funaki Airi [Asaka High]
  • ROOM 2
    1st Prize: “Development of the PictoBlox program to warn the endpoint of Bromothymol blue in the chemical titration”, Vatanya Boonchiangma and Charinrat Mueanklang [Nonghinwittayakom]
    2nd Prize: “Superiorities of fibroin fiber produced from waste ‘kibiso'”, Toa Narita [Chidokan]
  • ROOM 3
    1st Prize: “Chemistry Experiments without Chemicals”, Ran Otaka [Tama Science & Technology]
    2nd Prize: “Campus Self-driving Car”, Yu-Jun, Jiang Yi-Huan, & Lai Jun-Quan, Zhong [Tao-Yuan Agricultural & Industrial Senior High]
  • ROOM 4
    1st Prize: “Let’s eat ONOMATOPEIA”, Uzuki Takahashi, [Furukawa Reimei]
    2nd Prize: “Unraveling The World Of Malay Language”, Muhammad Faris Iman bin Mohamed Feroz, Syaidatul Athirah binti Shukor, Nur Shasha Aqiilah binti Jupry, Ahmad Khairil Danish bin Mohd Aizam [SMK Agama Kota Kinabalu]
  • ROOM 5
    1st Prize: “The Effects of Ethics Classes Using Context Shifting”, TAKADA Mio & TAKAHARA Hiroto, [Touohgakkan]
    2nd Prize: ”Okitama Gender Innovation ~For All Generations~”, Aoki Mayuko & Suzaki Shiho [Kojokan]

Room1 (Touohgakkan)

Room1 (Naresuan Univ. from Thailand)

Room 2 (with students & teachers from Nonghinwittayakom)

Room 4

Room5 Naresan Univ.

Closing Ceremony

高校生英語ディベート Sprinter Cup 2024 Online 第4位入賞!

令和 6 年 6 月 2 日 (日),一般社団法人全国高校英語ディベート連盟 (HEnDA:全国高校生英語ディベート大会を主催する団体)が後援する,高校生英語ディベート Sprinter Cup 2024 Online に本校ESS部の生徒が2チーム参加しました。論題はResolved: That the Japanese government should abolish all nuclear power plants in Japanで,冬の全国大会と同じ論題のため,全国大会常連校が56チームで4試合を行い,ディベートの実践力を高め,互いの交流を深めました。4試合中3勝1引き分けだった本校Aチーム(2年次縄優颯,半田瑞歩,小松佳奈,1年次早坂美緒,三原慧大)が第4位に入賞し,Bチームも14位になりました。これは準備型の全国大会としては東北勢として初のことになります(即興型のディベート大会では本校が令和2年度に3位になっています)。また4試合のうち,2試合でベスト・ディベーターになるとベスト・ディベーター賞を受賞できるのですが,こちらでも柴崎萌,小松佳奈,縄優颯の3名が受賞しました。今後も引き続き英語力・知識・論理性を磨き続けたいと思います。