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令和7年度 未来創造プロジェクト 成果発表会を実施しました!

2月6日(金)に本校中学生と高校1・2年次生、他校から山形県立寒河江高校7名、山形県立致道館高校5名、山形県立酒田東高校8名の高校生と、今年は致道館中学校から1名、鶴岡市立鶴岡第五中学校から4名の中学生にご来校いただき、「未来創造プロジェクト」成果発表会を実施しました。さらに山形大学附属中学校からポスター掲示で2テーマの参加もあり、盛大な発表会となりました。今年も本校の中学生3年生と来校いただいた中学生が、ポスター発表を高校生たちと一緒に南北アリーナで行いました。

午前中に全体会として、高校の部を北アリーナで、中学校の部を大講義室でそれぞれ実施しました。高校の部では、令和7年度山形県探究型学習課題研究発表会で入賞した1グループと、サイエンスコミュニティに参加した1グループ、文系テーマの1グループ、さらに高校1・2年による沖縄・西表フィールドワーク活動報告を行いました。その後、中学校3年生の2つの代表班によるスライドを用いた発表も行いました。中学校の部は各学年の代表グループによる口頭発表と高校2年による2つの代表班による口頭発表を行いました。この中学校の部はコンテストになっており、東北芸術工科大学の先生方に審査していただきました。その後、全国高校生フォーラム2025に参加したグループも研究発表・質疑応答をすべて英語で行いました。

昼食後、北棟で中学校1~2年生が口頭発表、南北アリーナで寒河江高校・致道館高校・酒田東高校・致道館中学校・鶴岡第五中学校・本校の中学校3年・高校2年次生がそれぞれポスター発表を行い、質疑応答を通してお互いに学びを深め合いました。また、研究アドバイザーとして、山形大学理学部 栗山恭直教授、他校や本校の先生方など多くの先生方に生徒たちの研究をご覧いただき、様々なアドバイスを頂きました。さらに、多くの保護者の皆様にもご参加いただき、98テーマという発表数規模での開催となり、多くの参観者にご出席いただきました。今後、高校2年次生は、これまで行ってきた研究について日本語論文の作成を行ってから、英語論文のへとつなげていく予定です。

東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校課題研究発表会)に参加しました!

令和8年1月30日(金)、31日(土)の2日間、酒田市総合文化センターにおいて、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校課題研究発表会)に発表者(高校2年7名(2グループ))と見学者(高校1年3名)で参加してきました。当日は、道中猛吹雪という悪天候にも関わらず、東北各県から総勢100名以上のSSH指定校の高校生が集いました。

30日の午後から開会行事を行い、学校・研究紹介を各校2分程度で行いました。その後、講師として福田 真嗣 氏 (株式会社メタジェン代表取締役社長CEO兼 慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任教授)から、演題「茶色い宝石が切り拓く!病気ゼロ社会の実現」でご講演をいただきました。大変興味深い内容で、その後の質疑応答も大いに盛り上がりました。その中で、本校の2名の生徒達が積極的に質問も行い、講演後、講師の福田様に直接名刺をいただきに行くという積極性も見られました。

31日は、午前中ポスターセッション(25分×6セット)を行い、本校からは「タイムの抗菌作用を生かした蜜蝋ラップを作ることはできるのか」のテーマで研究しているグループと「農業場面における藍藻類を主とする 微生物を用いた金属除去の可能性」のテーマで研究しているグループが参加し、大きな声で堂々と発表し、質疑応答にも的確に答えている姿に大きな成長を感じた2日間でした。

◎生徒の感想

・研究に向かう姿勢と内容面、どちらにおいても非常に多くの学びを得た2日間だった。勇気を出して行動を起こし、出会いを大切にするという初日の講演での学びを心に留め、これからの生活に活かしていきたいと思う。ポスターセッションでは、質疑応答や他校生徒への質問を通して、自分の中にはなかった視点から実験を見つめ直し、研究をより良いものにするための材料を得ることができた。今回得たものを最大限に活かし、私たちの探究をより精度の高いものとしていきたい。

・今回、東北サイエンスコミュニティーに参加して科学研究のあり方について学ぶことができました。特にメタジェンCEO福田真嗣様のご講演で、ご自身がどのように研究テーマと出会ってなぜ会社を立ち上げたのかというお話をお聞きし、自分の研究がどのような社会へのインパクトを持っているのかを常に考えながら社会実装までの道のりを整えることの大切さを認識しました。これらのことを意識して研究に励みたいと思います。

・今回の東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会では、SSH指定校の研究が集まり、様々な視点から身の回りの問題に対し解決策を模索したり、学校内だけでなく、様々な研究機関と協力して幅広く活動している姿が多く見られた。また、発表後の活発な質疑応答で講師の方だけでなく同じSSH指定校の生徒さんからも様々な意見・提案をいただいたおかげで今後の研究の後押しとなった。東桜学館でも過去に講演をしてくださった福田真嗣さんの講演で「勇気が一番大切」という話があった。不確実性が高い未来に対してどうやって勇気を出すか。どうやって研究を進めて未来をより良くするかを改めて考えさせるものとなった。

・今回の発表会から、私は多くのことを学びましたが、特に印象に残っているのは、講話です。福田先生の講話にて、探究活動にするにあたって、重要なことは目的や理想を持つことだと教わりました。同様に、探究活動でも予め明確な目標があると、それが軸となってズレることのないように感じました。発表を聞いた中で、社会問題の解決などをきっかけとして始まったものは、発展性や持続性が高い印象でした。二年生になり、探究活動を本格的に始動する際は、活動を通して何をするのか、理想を持って進めて行きたいです。

タイ研修へ出発しました

2/8(日)の夕方、タイ王国に向けて、生徒8名(1・2年次4名ずつ)と教員2名が出発しました。雪の影響で搭乗予定の飛行機が遅れるハプニングはありましたが、無事、山形空港から羽田空港経由でタイに向かいました。

この訪問では、昨年7月に連携協定を結んだ、国立ナレスアン大学附属中等教育学校との交流を行います。2年次生は国際化学会議である「PACCON2026」で課題研究の発表、1年次生は来年度の共同研究に向けたディスカッションを行う予定です。なお、「PACCON2026」はタイ王室の王女殿下が開会式に臨席される、大規模な学会ということで、生徒も教員も期待と不安に胸を膨らませているようでした。

2/9(月)~13(金)の滞在期間で、タイの学生等との交流を通じて大きく成長してくれることを願っています。


団長の教頭先生より挨拶

見送る2年次主任より激励の言葉

「令和7年度 黎明サイエンスフェスティバル」に参加しました!

1月31日(土)に、宮城県立古川黎明中学校・高等学校で開催された「黎明サイエンスフェスティバル」に、本校中学生2チーム(4名)、高校生2チーム(7名)が参加しました。

午前中は古川黎明中学校・高等学校の口頭発表やポスター発表を参観しました。同じ中高一貫校の中学生・高校生が行った研究について、それぞれの関心にもとづいて見学しました。

午後からは本校生徒もポスター発表を行いました。聴衆をひきつけながら、自分たちの研究内容を一生懸命伝える姿が見られました。聴衆からフィードバックをもらい、2月6日(金)の成果発表会に向け、良い練習の機会にもなったようでした。

本校のような他の中学校・高校の生徒に加え、小学校の児童の研究発表も行われており、地域の科学技術人材育成の拠点となっている様子がうかがえる発表会でした。


藻の培養をより効果的にするためには(中学校)

米ぬかを用いて水質を改善することはできるのか(中学校)

ツルマンネングサの再生能力(高校)

紙バネの発展的性質(高校)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SSH通信第26号を発行しました

1年次SSH講演会~課題研究を深める楽しさと方法~を開催しました!

1月22日(木)4~5校時

一般社団法人GlocalAcademy(グローカル・アカデミー)代表理事の岡本尚也(おかもとなおや)先生よりお越しいただき、「課題研究を深める楽しさと方法」と題しまして、ご講演をいただきました。岡本先生は、慶應義塾大学理工学部出身、ケンブリッジ大学で物理学博士号を、オックスフォード大学で日本学修士号を取得されたという稀有な経歴をお持ちです。本校の探究学習の副教材として使用している『課題研究メソッド』の著者でもあります。

今回の講演の様子と、生徒の感想の一部を掲載します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演後は質疑応答が活発に行われ、終了後に先生に質問したい生徒らの長蛇の列ができるほどでした。先生の実際の体験に基づく講演で生徒の旺盛な探究心・好奇心を刺激され、大変貴重な体験となりました。岡本先生、ありがとうございました。

 

全国高校生フォーラムに参加してきました!

2025年12月21日(日)、東京都の国立オリンピック記念青少年センターで開催された全国高校生フォーラム(文部科学省、株式会社Aoba-BBT 共催)に、本校高校2年生3名が参加してきました。午前のポスター発表と、午後のディスカッションの2部で構成され、すべてのプログラムが英語で進行されます。全国から123校、約380名が参加し、4分間のプレゼンと3分間の質疑応答で評価されました。本校からは、Improving Product Sales and Raising Recognition of Yamagata Prefectural Fruits through Devised Sales Methodsと題して、市場に出すことのできない山形県産果物を使ったお菓子について、販売方法の工夫で売り上げを伸ばすことをテーマに発表をしてきました。

4分間という限られた時間の中で、英語を用いて自分たちの研究をわかりやすく、より魅力的に伝えるために、単純な発音だけでなく、単語選びから、発表する際の抑揚のつけ方まで、細かなところまで練習を積んで本番を迎えました。全国から選りすぐりの高校生が集まる舞台で緊張した様子でしたが、4分間の発表に加えて、3分間の質疑応答まで、全国大会の場でそれまでの練習の成果を十分に発揮できました。

発表を終えた後は、「発表することがとても楽しくなった」と研究成果を伝えることの楽しさも学ぶことができたようです。

大舞台での経験を生かして、これから校内外で開催される発表会での活躍も期待しています。

 

SS健康科学 高校1年次 QOLの向上を目指す「食育」を受講しました

高校1年次が学校設定科目「SS健康科学」の授業の中で、令和7年12月9日、本校大講義室で、テーマ「QOLを目指す『食育』」を受講しました。

講師は、山形大学副学長 大森 桂教授です。

健康とはどのような状態をいうのか、食事の役割やフードリテラシーについて、日本の食育の経過について等、沢山の資料を使って、丁寧に分かりやすくご講義頂きました。

大森先生、ご多忙の中、大変ありがとうございました。

[生徒の感想]

〇自分の日頃の食事を改善していくことで、将来正しい知識をもって家族などに、食育を施すことができるようになりたいです。「栄養的側面」や「精神的側面」といった要素が、「人づくり」にも関係する、とても大切なものだと認識しました。

〇食事は、ただ栄養を摂るだけではなく、精神的な幸せや社会的、文化的な意味もあるから、忙しい日々の中でも、楽しみ、心を豊かにするための食事も大切にしていきたいと思った。

SSHパンフレットを発行しました

東桜学館中学校・高等学校のSSH事業を紹介するパンフレットを発行しました。

6年間を通した取り組みや卒業生からのメッセージが掲載されています。

ぜひご覧ください。

SSHパンフレットはこちらから

中学1年生 山形大学キャンパスツアーで学ぶ!

◆マイコンパス◆生き方を考える

中学1年生 山形大学キャンパスツアーで学ぶ!11月14日(金)

ただ今 ドリームマップ作成中!12月

山形大学キャンパスツアーで学ぶ!

中学1年生が訪問したのは、地元の多数の学部を持つ国立大学の山形大学です。県内の国立大学を訪問し、直に講義を受けることで「大学で学ぶ意義とはなにか」「学問探究とは何か」など、大学進学を目指す意義を考える機会を得ることができました。1年生は小白川キャンパス、2年生は、山形大学の米沢キャンパス(工学部)を訪問しました。

大きな学びと自分の未来への希望とやる気を持ち帰りました。お家に帰って、話題にした生徒も多く、中には自分の進路について話し合ったと教えてくれた生徒もいました。

 

◆事前学習◆

訪問するにあたり、大学で学ぶ意義、大学の仕組み、大学選択の仕方(何を学びたいのか、何を学べるのか)、大学が欲しい生徒像(大学が掲げるアドミッションポリシー)、大学院で学ぶことなどについて学習しました。また、学年の先生方の経験談から、中高大学での生活リズムの違いなどについても気づきを得ました。

山形大学は、医学部の重粒子線治療の推進、人文社会科学部世界遺産ナスカの地上絵のおける研究、工学部の世界トップレベルの有機ELに関する研究等が有名なことでも有名で、今年2025年4月、新しい学部、社会共創デジタル学環部が新しく創設されたこと、来年2026年4月には教育学部が復活することなども確認しました。

 

◆当日の学習内容◆

1)大学概要説明 アドミッションセンター 特任教授 今村 哲史 様

2)模擬講義① 「『論語』に学ぶ『志望』の決め方」 地域教育文化学部 教授 三上 英司 様

3)模擬講義② 「山形県の土砂災害」  理学部 教授 本山 功 様

4)山形大学キャンパスの散策      大学生さんたちによる説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆事後学習◆

現在はドリームマップを作成しています。なりたい自分や将来の夢、理想の社会などについて考え、自分の生き方について考えます。それを可視化し(1シートにまとめ)ます。

  • まず、自分のことを知り、どんな職業が向いているのか、またその職業に就くにはどんな資格が必要か、どんな進路が考えられるかなどを調べました。この学習では、進路に関するサイトを活用しました。
  • ドリームマップは、 【MUST】自分の社会貢献・SDGsの視点で理想の社会

【WILL】笑顔にしたい人・周囲との関わり

【WILL/CAN】ほしもの・したいこと・できるようになりたいこと

【NEXT STEP】頑張りたい事・目標・志望大学・就きたい職業

などを視点において作成します。完成したドリームマップをもとに、クラス内のグループで発表・交流会を行います。その後掲示し、紙上で学年間交流もします。

  • 12月22日(月)の授業参観では、学級代表の保護者の方にお話を頂戴したあと、全保護者の方にインタビューし、多様な職業観、生き方について学びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆山形大学キャンパスツアー後の生徒の感想◆

  • 今回のキャンパスツアーを通して、山形大学への進学に夢が広がった。大学とは、自分の夢にまっすぐに進むための学校なのだと改めて思った。私は「教員」という仕事に興味を持っているため、「教育学部」について関心を持った。特に印象的だったのは、1年次から始める「学校体験活動」の充実度だった。座学だけでなく、早い段階から教育現場で子供たちと関わる機会が設けられていて、教員としての心構えや技術を実践として学べるところに魅力を感じた。知識を単に詰め込む場ではなく、興味関心に基づいて仲間と協力し、人間関係を築き、社会的な能力を高める場でもあることを実感した。教員を目指す上で、専門的な知識はもちろん重要だが、それ以上に多様な人と学び合い、課題を解決していく力が必要である。「自由な学びの場」で得られる経験は、リーダーシップを育むよい機会になると思った。

 

  • 大学は、専門的なことを学んだり、研究したりしている場所であること、自分で選択し、その進路で人脈が増え、社会を広げて見る目が身につくことがわかりました。大学はゴールではなく、前へ進み、高みに行くところだということもわかりました。また、模擬講義①では、論語を通しての人生の生き方などについての学びがありました。「勉強」という熟語は「勉(つと)め強(し)う」で、自分の苦手なことを強いて、弱点を克服するということに意味があるということも学びました。自分が思っていた「勉強」の意味とは全く異なり、できないから練習する、わからないから学ぶという新しい意味を理解でき、そこを意識して勉強したいと思いました。山形のためにできることすることも、大学で学べることの一つだとわかり、山形大学に興味がわきました。

 

  • 模擬講義②では、過去の統計の分析から地滑りという土砂災害は、山形では70年続くほど持続性がある災害だということを学びました。僕の住んでいる新庄市にも大雨で被害が出ました。減災するために、山形大学でモニタリングシステム(リアルタイムで地面がどのようになっているかを見ることができるという仕組み)を開発していることとを知り、それらを活用し、地域と自分を守って行きたいと思いました。併設された博物館には有名な偉人の遺品や縄文時代の土偶(山形県で発掘された)など、僕たちの今の学習につながるようなものが多く展示されており、興味深いものになっていて、また来館したいと思いました。