高校1年次生が学校設定科目「SS健康科学」の授業の中で、令和7年9月17日、本校大講義室で、講義「認知症の基礎知識とリハビリテーション」を受講しました。
講師は、山形県立保健医療大学作業療法学科長 佐藤寿晃教授です。
講義の内容は、作業療法とは、認知症とは、認知症の症状とは、認知症に対するリハビリテーションについてです。
スライドや動画を用いて、実生活に結び付けながら、分かりやすく、お話していただきました。
佐藤寿晃教授には、9月10日も本校生徒が山形県立保健医療大学体験学習でも大変お世話になりました。お忙しい中、ありがとうございました。
[生徒の感想]
〇認知症になった人が、病気と向き合うのが難しい分、サポートする側が一緒に向き合うことが必要になると感じた。自分一人で介護をすることは難しいけど、作業療法士をはじめ、助けてくれる専門家がいることも知り、とても心強い。周りの人の力を借りながら、サポートすることが大切だと思った。
〇認知症患者の「生きがい」へのアプローチの話が印象に残りました。作業療法で行う活動が、自己表現の機会となり、「生きがいの再獲得」をはかり、自発的生活を促すことに繋がることです。そのような時に、自分にあった活動をみつけることができたら、喜びが大きいと思いました。