高校2年次 保健講話を実施

今年度は学年ごとの保健講話を実施しています。2年次は5月25日(木)、エンパワメント山形の今野裕子先生をお招きして「デートDV」についてお話をいただきました。

今野先生はCAPセンター・ジャパンのスペシャリストを始め多くの資格をお持ちで、子どもへの虐待防止、子どもの人権擁護の活動を長年なさっています。最近よく耳にするようになった、男女の付き合いの中、夫婦の関係の中での暴力・人権を奪う行為=「デートDV」について知識を生徒に伝えるとともに、「自分を大切にする・相手を大切にする」ということをロールプレイなども通して生徒に考えさせてくれました。

暴力をふるっている方、相手を束縛している方がそうとは自覚していない場合もたくさんあるようです。暴力をふるわれている方、束縛されている方も変に自分を納得させている場合もあるようです。自分が自分らしく自由に安心して、自信を持って生きていくために、そういう「変な態度」に対する感覚をしっかり持ち、変なことは変だ!いやなことはいやだ!と主張して行ける人間になれば、お互いにとって幸せな人生につながるのではないでしょうか。これからの生活に大変役に立つ、大切なことを教えていただきました。