【高校弓道部】最北地区秋季弓道大会および村山市総合体育大会弓道競技に参加しました!

10月13日(土)最北地区秋季弓道大会、翌14日(日)村山市総合体育大会弓道競技が村山市武道館弓道場にて見事な秋晴れの中、行われました。特に2年次生は、未来創造プロジェクト中間発表会を控えており、探究活動のまとめや発表ポスター作成に追われるなど、大変日程的にも厳しい中での大会となりました。弓道場の外の振る舞いの中で、どれだけ弓道と向き合えるか、という点も試される大会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

地区秋季大会結果 男子団体 優勝  女子団体 第2位

男子個人 第2位 原田選手  第3位 細矢選手

<選手の声>

この大会でのテーマは、自分の悪いところをできるだけ出さずに引くことだった。しかし実際のところは、「やってしまった」と思う射がいくつかあった。それは今後につながる課題の新発見、再確認をできたということでもあるので、次の大会までに最善の状態にしていければ良い。

今回の大会で良かった点は、会の時に縮まず体を開いて引くことができた事だ。悪かった点は、離れの時に馬手が戻るように緩んでしまった所だ。その結果、矢が失速してしまった。今大会の反省をいかし、強い矢を出せる練習を重ねて、一週間後の選抜県予選会に臨みたい。

今大会の目標は、「伸びあいを意識して新人戦の時より強い離れを出し、第三から縦に引き分ける」でした。特に大会までの練習の期間は縦に引き分ける事を意識して引きました。矢が途中で失速してしまい、安土まで届かない矢がありました。大会当日の立では安土まで届いたものの、引き過ぎで前矢が多く悔いが残る立となってしまいました。秋季大会で発見出来た課題は引き過ぎないことと、弓手を安定させねらいを真っ直ぐにすることです。
大三が開ききっていなかった。引き分けをするにつれて、物見がかえってしまい、強い射を出すことが出来なかった。弓手も、先輩方と比べると、まだ腕が曲がっていて、おしきれていないと思った。ゴム弓でも弓手の押し方や、物見がかえっていないかなどしっかり意識したいと思った。

<選手の声>

まだまだ技術が足りない、今までの練習が身についていない、と痛感した大会になりました。一緒に練習してきた仲間達が看的を浴びている中、私は一度もあてることが出来ませんでした。新人戦よりも確実に上達していなければならないのに新人戦の時と同じ結果になってしまいました。右手肩が抜けて、体をねじったまま会に入ってしまい、的にはあたらず真っ直ぐ離れる事が出来ていませんでした。次の大会に向けての課題は練習でしっかり出来るようになるまで自主練を繰り返し、常に弓道の事を考えて生活すること。これらの事を確実に実践し、私も看的をたくさん浴びれる選手になりたいです。

まだ射場に行くと緊張してしまって、練習のようには出来ない。でも、前の新人戦よりは、緊張しないでできたと思います。最近、右手の肘がちゃんと下まで降りてきていないでしっくりこない事が多いので、練習で意識して直していきたいです。あとは、毎回同じ形で弓を引きたいです。打起しは、高めの方が引きやすいと感じた。引き分けは大きく動かした方が肘がちゃんと降りてくるような気がした。目標は、11月までに皆中なので一射一射大切にして早く皆中したいです。

総合体育大会では、秋季大会の課題を改善するため、自分の射を見直しました。先輩からアドバイスをいただき試合に臨みました。しかし、的に囚われて中てようとしてしまいました。そのため、課題としていたものがまた出てしまいました。二つの大会では、沢山の課題が残る大会でした。ただ練習するだけでなく、自分の射をみて悪いところを徹底的に直せるように、客観的に取り組んでいきたいです。

今回の大会では10射のうち2中という結果でした。今までの結果からだとそこそこ良い結果でしたが、まだまだ体を伸ばせるし、右手が捻れていないなど自分でももっと良くするために必要な課題は沢山あると思いました。一年生の中で決めた目標を達成できるようにこれからも練習に励みたいと思います。

2日間を通して感じたことは心の緩みは射の緩みに直結するということです。特に顕著に現れたのが2日目でした。2日目では的中が出たあまり緊張感が失われ、その後の立が疎かになってしまいました。逆に1日目は全く中らず、最後だけは思い切って伸び合おうと思いながら引いたことで最後の最後に的中が出ました。このことから、やはり弓道は精神面での安定が要となるのだと強く感じました。今後は一射一射の重みを理解し、気を引き締めて練習に臨みたいです。運営面では部員間ではもちろん、他校や一般の方々と連携してスムーズに進行ができたので次回の大会でも今回の経験を活かしたいです。