SSH関連カテゴリー: お知らせ

【高校2年次】地域フィールドワークの実施(SS総合探究Ⅱ) 

8月3日(月)~5日(水)の3日間、探究活動の一環で、地域フィールドワークを行いました。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、2年次のみならず全ての年次において、未来創造プロジェクトの大幅な計画変更を余儀なくされました。そのような中でも、2年次生にとって、グループ毎の探究活動を集中して実施できる期間として、地域フィールドワークを設けました。

まずはゼミ毎の研究計画書発表会を行いました。グループ毎に設定したリサーチクエスチョンに対する仮説や実験・調査方法をプレゼンし、質疑応答を通して、課題の再発見をしました。もう一度、実験・調査方法を再検証し、いよいよ本格的に探究活動を開始しました。今年度は、新型コロナウイルスの影響により、直接のインタビューや施設訪問を実施することが困難な状況ですが、研究グループによっては、メールによるインタビューなどを計画するなど可能な方法を探究し、実践に繋げているようです。

また、山形大学「ヤマガタ 夢☆未来Girlsプロジェクト」のご協力を得て、今年度は大学院生4名の方がティーチングアシスタント(TA)として本校2年次生の7つのリサーチクエスチョンを支援していただくことになりました。8月3日に来校していただき、顔合わせを行い、リサーチクエスチョンと当面の方向性について助言を頂きました。そして、TAと研究グループを繋ぐSNSの登録を済ませると、対象の2年次生たちは、これから始まる日常的な探究活動に益々意欲を燃やしている様子でした。

当面は、10月14日(水)に予定している未来創造プロジェクト中間発表会(今年度の一般公開はなし)に向けて、調査・研究を行っていきます。

R1 SSH研究開発実施報告書

令和元年度(研究開発3年次)SSH研究開発実施報告書の内容です。

平成29年度指定スーパーサイエンスハイスクール研究開発実施報告書 第3年次

SSH通信 第9号

 

令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会を開催しました!

令和2年1月24日(金)~25日(土)に、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会を本校北アリーナを会場に開催しました。東北地区より19校250名ほどの高校生、11名の指導助言者および東北地区各県教育委員会の皆さま、そして多数の一般の方々に参加していただき、盛大な発表会になりました。また本校開催ということで、本校生徒の飛び入り参加もいて、自分たちの探究活動に参考にしようと熱心に参加していました。

1日目は、各校代表による口頭発表、翌日のポスター発表のアピールタイムを行いました。

 

 

 

 

 

2日目は、参加者全員によるポスター発表を行いました。発表者は、実物を展示したり、模型を持参したりするなど、工夫を凝らして、自分たちの研究内容を広く伝えていました。

 

 

 

 

 

 

指導助言を頂いた先生方、2日間、本当にありがとうございました。また参加校の皆さん、遠路遥々この東根の地までお越しいただき、ありがとうございました。この発表会は、来年度は岩手県で開催される予定です。今後は、お互いに益々研究を深化させ、次は全国の舞台で再会しましょう。

 

令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会のプログラムについて

1月24日(金)、25日(土)に本校を会場として開催されるプログラムを以下よりダウンロードできます。恐れ入りますが、当日参加される参加校の皆さんは、事前に各自でダウンロードをお願いします。当日は一覧等の掲示はしますが、配付はいたしません。

プログラム(東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会)

山形大学小白川キャンパス長賞W受賞!県探究型学習課題研究発表会

12月21日(土)、山形国際交流プラザ山形ビッグウイングにて、令和元年度山形県探究型学習課題研究発表会が山形県教育委員会および県高等学校文化連盟科学専門部の主催で盛大に行われました。本校からは、自然科学部2テーマと、2年次のSS総合探究Ⅱの5テーマが参加し、発表しました。高校生は勿論、各学校からの応援の先生方、一般の方などを含めると準備した事前申し込みのために準備した400席では到底収まり切れない参加者数でした。特に、理数科や探究科・探究コースの高校1年生の参加も目立ち、次の探究の主役になるべく、熱心に質疑や交流をしていました。

さて、そのような中で行われた発表会ですが、審査結果は以下の通りとなりました。

◎山形大学小白川キャンパス長賞 理系「Ricetic(ライスチック)を作ろう!」文系「クラスの成績がアップする学習方略を見つけよう!」本校によるW受賞となりました。

〇優良賞 一般数学総合分野「ペットボトルの温度を低く保つことができる物の組み合わせは?」自然科学専門部物理分野「日焼け止めクリームを使った紫外線の研究」

 

 

 

 

 

令和元年度SSH課題研究「未来創造プロジェクト」成果発表会開催のお知らせ

令和2年2月8日(土)にSSH課題研究「未来創造プロジェクト」成果発表会を開催いたします。午前の部は、口頭発表で、西表フィールドワーク参加者、課題研究代表者(中学3年2グループ、高校2年6グループ)がプロジェクターを使いながら活動成果を発表します。午後は高校2年次生徒全員によるポスター発表を行います。同時に中学1~3年生も各教室で発表会を開催しておりますので、御自由にご覧いただけます。どうぞ本校にお越しいただき、御参観いただければ幸いです。

詳しくは以下の添付資料をご覧下さい。御参観の場合はメールまたはFAXでお申込み願います。

R01-SSH課題研究「未来創造」成果発表会のお知らせ

令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会の開催について

標記の発表会について、今年度は下記の通り、本校を会場に開催されますので、お知らせいたします。

第9回東大金曜講座

12月6日(金)の17時半より、本校では今年度最後となる東大教養学部「高校生と大学生のための金曜特別講座」を高校1年次生49名が受講しました。今回は「合同数について」と題し、三枝 洋一先生(東京大学 理学部 数学科・准教授)が講演され、「三辺の長さが有理数であるような直角三角形の面積として表される整数」である合同数を判定する方法や、ある合同数に対応する直角三角形はどのくらいあるのかについて学びました。

【生徒の感想(敬称は男女とも「さん」)】

世界は広いと思った。数学の中の「整数論」だけでも素朴な未解決問題がたくさんある。そう考えると、私たちが知っているのはほんの少しのことで、まだ視野にする入れられていない部分がたくさんあると思う。私は数学の楽しさは”必ず解があること”だと考えていたため、”問題を解く楽しさ”も存在すると感じた。現代数学を発展させていくことは、直接私たちには関係しないかもしれない。しかし、数学者が「わからない」を解決するだけで、現代の私たちに影響するようなものを作ることができた時、数学は今よりもっと価値の高いものになっていくと思った。(T. Y.さん)

「合同数」や「楕円曲線」「タンネルの判定法」などと聞くと、難しそうに感じたが、1つ1つのことは今数学で学習している内容が主となっていて、理解できたものもあったので、今の数学で学習していることをきちんと身につけていれば、大学に入ってからより深く学ぶことができると感じた。普段だったら自分からは知ろうとしない分野なので、こういった機会に新しい世界に触れることができてよかった。(K.A.さん)

第2回国際理解講演会

11月26日の高校1年次総合で、第2回の国際理解講演会を行いました。今回は、東北地方ESD支援センターから井上郡康さん、鈴木美紀子さんにお越しいただき、「SDGsとは? 世界の課題を自分事に考える」と題して、SDGsとキリバスの現状についてご講演いただきました。熱心に講演を聴き、質問内容もよく、感想も素晴らしいと講師の先生方からお褒めの言葉を頂戴しましたが、往復7日かかるキリバスの現状に想いを馳せながら、真剣に世界について考える時間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

【生徒の感想】

私たちの多くは、今の自分に精一杯で、世界を見られていない人が多いと思う。見ることができない人は、気づいていないだけで、何かきっかけが必要になる。今回私はこのご講演で視野を広く持つ、世界には今起きている現象により困っている人がいるということを学ばせていただいたので、これを誰かに伝えていく義務があるのではないかと思った。地球規模で視野を広げることは、いきなりは難しいかもしれないが、身近な問題に対してさらに視野を広げ、解決に向けたことを主体的に行ったりする意識を持っていきたいと思った。自分の行動が誰かに影響を与えるという責任感を持って行動していきたい。(A.M.さん)

(画像はS.T.さんの感想)