高校化学のポイントを記した「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を久々に更新しました。
本年度から実施される「大学入学共通テスト」の理科では、
「問題の作成に当たっては,受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や,観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに,科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する」
ことが大学入試センターから発表されています。
つまり、「大学入学共通テスト」では、初めて見る文章や資料を読み解いて、それをもとに考える力が求められているということです。そのような力を鍛えるために適している問題として、今回は、東京大学の問題を取り上げてみました。