化学の肝「燃料電池」東大の化学④を掲載しました

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

今週はノーベル賞week。
3年連続の日本人受賞が期待されるところです。

月曜日に発表された「医学生理学賞」は、C型肝炎ウイルスを発見した米国立衛生研究所のハービー・アルター名誉研究員ら米国とカナダの3人に贈られることになりました。

また、火曜日に発表された「物理学賞」は、ブラックホールの研究で成果をあげたロジャー・ペンローズ英オックスフォード大学名誉教授ら欧米の3人に贈られることになりました。

今日、水曜日は「化学賞」の発表です。どのような研究に贈られるのか、楽しみに待ちたいと思います。

さて、今回は、前回のリチウムイオン電池に続いて、燃料電池に関する入試問題を取り上げてみます。

本年度から実施される「大学入学共通テスト」の理科では、
「問題の作成に当たっては,受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や,観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに,科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する」
ことが大学入試センターから発表されています。

「大学入学共通テスト」では、これまで以上に思考力や判断力が求められることになります。「東桜コンピテンシー」の一つでもある「論理的思考力」を鍛えていきましょう。

化学の肝6-X 「燃料電池の起電力」東大の化学④