化学の肝「酸化還元滴定によるカルシウムイオンの定量」東大の化学⑤を掲載しました

今年の「ノーベル化学賞」は「クリスパー・キャス9(CRISPRーCas9)」

今年の「ノーベル化学賞」は、全遺伝情報(ゲノム)を効率良く改変できる「ゲノム編集」で画期的な技術を生み出したドイツ・マックスプランク研究所のエマニュエル・シャルパンティエ教授(51)と米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウドナ教授(56)に贈られることになりました。

2人が開発し2012年に発表した技術は「クリスパー・キャス9(CRISPRーCas9)」と呼ばれ、DNAの塩基配列を、狙った部分で切断し、挿入、置換できるというもの。従来の手法に比べ、精度が高く、格段に扱いやすく、さらに低コストで実験できるため、がんなどの遺伝子治療や創薬、農作物の品種改良等の分野で急速に普及し、応用が進んでいます。

 

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