「まなびあテラス」で詩人・赤塚豊子さんの作品が展示されています

東桜学館の隣にあり、図書の貸し出しはもちろん、読書スペース、学習スペースなどでたいへんお世話になっている「まなびあテラス」さん。

その「まなびあテラス」において、
次の展示会が行われています。

天童市の詩人・赤塚豊子さんの詩を書家の華雪(Kasetsu)さんが表現した作品等の展示会です。
11月8日までです。
一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

テヲ フル〓〓ワシテ カイテユク/赤塚豊子と華雪 展

1972年に25歳で夭折した山形県天童市の詩人・赤塚豊子。
小児麻痺で手足の自由を失いながら、十代の終わりに詩と出会い、タイプライターで66編の作品を遺しました。死後、その詩は彼女の早すぎる死と才能を悼む人々によって愛唱され、詩集や詩論が出版されました。
本展〈テヲ フル〓〓ワシテ カイテユク〉では、書家の華雪が、山々に囲まれた豊子ゆかりの土地を訪ね、その遺稿とのコラボレーションを試みます。「ワタシハ ナゼ コンナアテモナイテガミヲ カイテイルノダロウ」(「テガミ」より)—行き場のない感情の出口を探すように、文字盤に打ち込んだ一文字一文字と向き合いながら、亡き詩人の心像に迫ります。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会の延期、そして新型コロナウイルスのパンデミックにより、誰もが〈それ以前〉とは異なる日常を生きることになった2020年。半世紀前に、自室の小さな世界から生と死を見つめた豊子の日常が、いま静かによみがえります。
              (まなびあテラス ホームページより)