育てたい生徒の姿2021について(校長より)

人生100年時代、そして、人工知能AIが急激に進化を遂げているいま、求められているのは、生涯にわたって学び続けようとする意志とそれを可能にする学習能力、そして、他者と協働しながら新しい価値を創造していく力だと考えております。
そこで、本年度は、育てたい生徒の姿を次のように考え、人としての自立に向け、また、人生の「問い」を立てる力を身につけるため、生徒諸君とともにチャレンジしてまいります。

《育てたい生徒の姿2021

主体性と自律心を持って行動し、自他ともに尊重できる、創造性豊かな生徒

~人としての自立へ向け “主体的に学ぶことができる自立した学習者”の育成~

《目標とする具体的な生徒の姿》

・主体的・自律的に、学習、部活動、生徒会活動、ボランティア活動等々に取り組む生徒。

・生涯を通じて学び続けようとするモチベーションを持ち、そのための態度やスキルを身につけている生徒。いつでも学び直しができる力を身につけている生徒。

※自立した:自らの力で学ぶことができる読解力や論理的思考力、批判的思考力、基礎的な知識を身につけている姿。

・失敗を恐れずにチャレンジする生徒。失敗から学ぶことができる生徒。失敗を次の成功へ結びつけようとする生徒。

・自己を肯定するとともに、メタ認知ができる生徒。

※メタ認知:(例)自分自身を客観的に認知する能力。メタ認知能力が高い人は、人とコミュニケーションを取ったり、仕事の進行や目標を定めたりといった能力に優れているといわれています。メタは「高次の」という意味です。

・他者を尊重し、自分の意思を適切に伝えるとともに、良好なコミュニケーションをとることができる生徒。

・他者と協働しながら新しい価値を創造しようとする意欲と資質を備えた生徒。