SSH関連カテゴリー: R02年度

東京大学金曜講座(校内実施第5回)を視聴しました

11月13日17時半より,高校1年次生31名が参加して岡迪尚地先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)による「国家債務危機と金融危機」の講義を視聴しました。日本の国家債務の話など,高校生にもわかりやすい講義で,経済学に対する関心を高めることが出来ました。なお,次回11月20日(金)東京大学総長の講義は希望者が自宅などで視聴することになっており,後期の最終回となる校内視聴は12月 4日の予定です。

<生徒の感想から>

経済学は,経営者のための学問で自分にはあまり関係のない学問分野だと思っていたけれども,国家の財政に関する研究もしていることを知り,自分が思っているよりも身近で興味深い学問だったんだと感じた。今,日本が多くの借金を抱えていることは知っていたけれど,破綻したらどうなるかは知らなかったので,今回の話を聞いてものすごく危機感を感じた。しかし,そう簡単に解決できる課題でもないから,危機感と共に,難しさ,複雑さも感じた。国民一人一人に関係することだから,もっと目を向けて考え続けていきたいと思った。(K. T.さん)

今日は私の普段の生活では触れることのない,国家債務危機と金融危機という講義を通して,日本の経済の現状や対策など,新しい知識をつけられただけでなく,経済の本質的なところや,大切にするべきところまでをも教えて頂けたと思います。私たちに対するメッセージとして「品格を持つことが最後には必要になってくる」という言葉が心に残りました。Cool head, but warm heartを心掛けたいです。(O.O.さん)

 

東京大学金曜講座(校内実施第4回)を視聴しました

10月30日(金) 17:30より19:10まで、後期4回目となる東京大学金曜講座の校内視聴を、22名で会議室にて実施しました。今回は、東京大学生命科学シンポジウムとの共催による特別オンライン講演会で、「新型ウイルス感染症:東大の基礎研究から生まれた治療薬の種」と題した井上純一郎(東京大学 医科学研究所・特命教授)先生の講演を拝聴しました。

<生徒の感想から>

今回の講演で、SAPS-COV-1(-2)、MARSなどのウイルスの名前が出てきた時、つい最近SS健康科学でコロナウイルスについて調べたばかりだったので、予習できたようになっていて、とても助けになりました。フサンという名前の薬があって、その薬の「フ」が開発した藤井先生の名前からきているということに驚きました。(中略)ウィルスの侵入方法や、フサンによる抑制についてとても分かりやすかったです。よく聞くPCR検査のような仕組みも知ることができました。(高校1年 M.K.さん 写真も感想用紙の裏に書かれたものを掲載しました)

今回の講座で、Sタンパク質で融合が起こり、ナファモスタットを混ぜると、細胞融合が阻害され、カモスタットと比べると、10倍以上強い阻害能力が働くことがわかりました。SARS-COV-2がヒト細胞への侵入と増殖、脱出の3つのサイクルを繰り返していることも分かりました。(中略)ナファモスタットは細胞侵入を抑制するのと共に、肺血管内凝固異常症における血栓形成阻止もしていることにびっくりしました。以前まではコロナウィルスの感染と聞いてもどのようにして感染しているのかわからなかったけど、詳しく知ることが出来てとてもためになる講座でした。(高校1年S.T.さん)

「第10回 科学の甲子園 山形県大会」に参加しました。

 第10回 科学の甲子園 山形県大会が開催され、本校生7名で競技に挑みました。
大会は筆記競技、実技競技が行われました。筆記競技は、物理、化学、生物、地学、数学、情報の各領域から出題されました。筆記競技は各校での開催で、本校では10月20日(火)に行いました。実技競技は10月25日(日)に県教育センターで開催されました。実技競技では、事前に公開された課題を他校生徒と競い合いました。
筆記競技では6名の生徒が挑み、協力し合いながら問題と向き合っていました。実技競技は、未来創造プロジェクト中間発表会の影響もあり、事前の取り組みが1週間しかありませんでした。そんな中でも放課後を利用し、試行錯誤を繰り返し、対策していました。本番でも、3名がグループとなり、協力しながら課題に取り組んでいました。
全員が精一杯取り組み、科学への思いを膨らませた大会となりました。

東京大学金曜講座(校内実施第3回)を視聴しました

10月23日(金) 17:30より19:10まで、後期3回目となる東京大学金曜講座の校内視聴を実施しました。今回は、鎌倉夏来(東京大学理学部数学科・准教授)先生による 「地域活性化を考える:産業立地の視点から」と題したご講演を拝聴しました。参加者は10名と少なかった回になりましたが、身近なテーマに参加した生徒たちは真剣に講義に聞き入っていました。次回は30日に行います。

<生徒の感想から>

今回は身近なテーマで、とても魅力ある講演だった。中学校の頃から地域・山形と向き合う機会が多くあり、未来創造プロジェクトでも地域活性化を題材にすることもあった。しかし、そもそも地域活性化とは何なのか、についてはあまり考えていなかったかもしれず、自分自身きちんと課題と向き合えていなかったのかな、と感じさせられた。また今回は、産業立地という視点で、今まで考えたことのなかった切り口で興味深かった。産業立地を見ることで、仕事が集中している拠点や地域の産業の在り方が見えてくるのがとても面白かった。山形でも、近年IT系のベンチャーなどが増加していると聞いているので、一度山形における産業立地を調べてみたいと思った。やはり、フィールドワークをして、自分の目で見て考えて、という研究を行っていきたいと改めて確認できた。(W.K.さん)

令和2年度未来創造プロジェクト中間発表会を行いました!

10月14日(水)4,5校時、本校北アリーナと南アリーナにおいて未来創造プロジェクト中間発表会を行い、高校2年次生全員がポスター発表しました。周知の通り、コロナ禍のため、今年度の探究活動は約2か月遅れでスタートしましたが、その後の時間割等の組み替えで、各グループの研究を何とか中間発表まで形にすることができました。

例年は、他校との交流の機会にも充てており、他校生による発表や交流会も合わせて実施していましたが、今年度は取り止めにしました。SSH運営指導委員とアドバイザーの先生方のみを招いて、内部関係者のみによる発表会となりました。それでも聴衆は高校1年次生と中学3年生および本校教員のおよそ350名ほどになるので、南北両アリーナを発表会場として、ポスター間隔も十分に確保し、1発表につき密にならないように調整したうえで行いました。

高校2年次生は、この発表会で得たアドバイスを基に、再調査・再実験を行い、2月の成果発表会に向けて、研究を深化させていくことになります。以下は発表会の様子です。

東京大学金曜講座(校内実施第2回)を視聴しました

10月16日(金) 17:30より19:10まで、後期2回目となる東京大学金曜講座の校内視聴を実施しました。今回は、東京大学大学教養学部准教授・渡邊淳也先生による 「認知モードの言語間比較」の講義で、本校の会場は大講義室に戻り、60名以上の希望者で視聴し、2名の生徒が質問してご回答いただくこともできました。次回は23日に行います。

<生徒の感想から>

今まで私は、英語は論理的で日本語は非論理的であると聞くことがよくあり、そう思い込んでいたけれど、そうではなく、DモードとIモードの違いによるものだとわかった。英語と日本語、その間と言えるようなフランス語の3言語を比較し、それぞれの性質を挙げた時、英語はDモード的、日本語はIモード的、そしてフランス語はそのどちらかによりつつ、DモードとIモードの間のような感じがした。(中略)認知モードの概念によって、広汎な言語減少についての説明ができることはとても興味深いと感じた。(H. I.さん)

和訳した英文や、英訳した日本語が不自然で分かりにくい文になってしまうのを見て、疑問に思っていたが、物事のとらえ方がそもそも違うということを理解できた。他にも日本語は主観的な言語だからオノマトペが多いことや、英語は客観的な言語だから一人称が一定だということなど、言語の仕組みの理由について学ぶことが出来た。これから英語を学ぶ際は、Dモードの考え方を意識していきたいと思う。(中略)日本語の面白さや深さに気づくことが出来、外国語との違いや時代背景について、自分で調べてみたいと思った。(A. Y.さん)