東京大学金曜講座(校内実施第6回)を視聴しました

12月4日(金)に,今年度最後となる東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」を校内で視聴し,高校1年次の11名と数学教員2名が参加しました。難しい内容ながらも,「数式で広がる数学の世界の面白さに気づくことが出来ました」,「万物を表す三角関数にいったいどれほどの可能性があるのか興味深かった」など,数学に対する新たな興味を開拓することができたようです。

<生徒の感想から>

研究の意味はどのようなものか,ということが特に印象に残った。フーリエ展開による微分方程式のように難しいものも簡単にするということが大切だということが分かり,また数学の自由さというものを実感した。自然に沿った考えをしなければならない物理などの自然科学に対し,パラドックスも正当化してしまうということから,ほとんど何でもありだと感じた。普段,数学は問題を解いていくもの,計算するものだと思ってしまうが,今回の講座で数学は決しそのような存在なだけでないことが分かった。(Y.S.さん)