第8回科学の甲子園山形県大会で 3位入賞!!


 10月21日(土)、第8回科学の甲子園山形県大会が本校を会場に開催され、2年次生の選抜チーム8名と自然科学部チーム8名(2年次生6名、1年次生2名 )が出場しました。開会式では本校Aチームリーダー細矢康平君が選手宣誓を務めました。
 競技は筆記競技と2つの実技競技でした。筆記競技は、物理、化学、生物、地学、数学、情報の各分野の問題を6人で協力して解いていくものです。しっかり解けたところ、全く手が出なかったところ様々でしたが、全力で問題に取り組んでいました。実験系実技競技は、3人が実際に実験を行い、問われた内容に答えるものでした。データの取り方を工夫し、課題解決に取り組んでいました。総合系実技競技では、事前に課題が公開され、準備した設計図をもとに、制限時間内に改めて3人で装置を製作し、コンテストに臨みました。コンテストでAチームは順調に点数を獲得できたものの、Bチームは装置が思い通りに動作せず得点を伸ばすことができませんでした。
 競技の結果は、筆記競技と総合系実技競技で大きな得点を獲得したAチームが3位入賞を果たすことができました。
 各競技を通して、改めて科学に対する考えを膨らませる良い機会になりました。以下に生徒の感想を記載します。

 科学の甲子園での総合系実技競技の問題は何度も製作、実験、考察を行い本番で設計図通りに製作できたと思います。事前準備を行った際にある程度構想を練って実際に作る作業を行ったことはとても良かったと思いました。頭でどれだけ考えても作ってみると思ってもいなかったところから新たな問題がわかってくるので作ることが大切だと思いました。また事前に作っておくと問題が発生したときに実際に飛ばしたり、見たりして対策や改善案が考えやすかったです。そのおかげで本番では安定して飛ばすことができ、高得点を得ることができました。
 筆記競技では各々が分担した教科に取り組みました。私自身は化学を担当しました。問題を解いた印象としては、やや難しめの内容には注意書きが入っていて、本当に最低限の知識しか必要とせず、難しいと思うことなく落ち着いて問題を読み、想像力を働かせて問題に取り組めば解ける問題だったと思います。知らない情報だったとしても読めば解ける問題でした。
 科学の甲子園の感想としては、簡単で分かりやすいものを扱っている感じでも、思考力をフルに活用させて解くようにひねりが加えられている感じでした。落ち着いて読み解くことが大切と感じました。
(Aチームリーダー)

 筆記競技において自分が確かに勉強した範囲から問題が出ていたにも関わらず、うまく言語化できない、自分が導いた解に確信が持てない、などの状況に陥り、詰めの甘さ、己の未熟さを再認識させられました。今回の反省を踏まえ、これからの科学の学習をより深いものにしていきたいと思います。
(Bチームリーダー)