カテゴリー: 中学

やましん紙上歌会で最優秀賞を受賞しました!

第6回「U-39やましん紙上歌会」(山形新聞主催)において、高校2年 新関夏樹さんの作品が最優秀賞に輝きました。

歌人斎藤茂吉と同郷に住む山形の若い世代に、短歌を通して日本語の美しさや言葉の持つ力を再発見してもらおうと開催されているこの歌会では、本校から数多くの生徒が入賞しました。

【最優秀賞・高校の部】

またひとつひとつひとつと消えていく命の音が届きはしない 新関夏樹さん

※《評》については、下の山形新聞(11月3日)の記事をご覧ください。

【優秀賞・高校の部】

アイロンをかけてもらった背番号思い高まる大会前夜 松本諒哉さん

《評》お母さんでしょうか、アイロンをかけてくれた人の気持ちのこもった背番号。「大会前夜」の心を表現した秀歌です。

【入選・中学校の部】

コロナ禍でマスクはずさず三年間素顔知らずに育む友情 戸村優衣さん
青空と向日葵の色を手に取りて八月六日折る千羽鶴 菊地聡太さん
とびら開け見上げた先の星月夜明かり要らずの塾からの帰路 奥山紗生さん
六月に祖母と植栽ひまわりはいつ咲くのかと今もなお待つ 佐藤莉乃さん
家康も見ていただろう富士山に僕は登った二度目の挑戦 安保春輝さん
気合い入れ着物着付けてマスクするいつもと違う花駒踊り 木下桜花さん
さようならお盆の時期に旅立った祖母への手紙聞こえるように 奥山未唯さん
青い空たった一言ごめんなさいサイダーみたくはじけた思い 伊藤幸雪さん

【入選・高校の部】

田舎道水面に映る月明かり山車に染まる新庄の夜 菅野元杜さん
放課後に校舎に響くハーモニー今年も始まる夏のコンクール 鈴木麻衣さん
電車までそう言い会話弾みすぎ電車乗れずにこれも青春 武藤翠さん
「まだいける」竹刀の音と汗くささしんどいけれど立ち向かう夏 佐藤光之輔さん
あこがれて伸びた背丈に着せられた母から受け継ぐなでしこの浴衣 菅藤美羽さん
よく笑う祖父母の顔のしわ達はたくさん笑い生きた証か 林星凪さん
何気なく君に呼ばれたこの名前今日だけ誰より素敵な名前 長瀬花咲さん

県高等学校英語ディベート大会で2年連続1、2位を独占!

10月25日(火)に、今年度もオンラインで、論題のResolved: That the Japanese Government should abolish the mandatory retirement age systems.(日本政府は,定年制を廃止すべきである。是か非か。)について、県内10校による県大会が開催されました。本校からはA, Bチームだけでなく、組み合わせの関係で偶数チームにするために、サプリチームを募って参加しました。このサプリチームは部活動はESSではなく、他の部に所属していて、授業でしかディベートをやったことのないメンバーで構成されています。約1週間で論題について学んで準備を行い、初めての対外試合に出場することを目指しました。残念ながら前日の夜に1チームが棄権することがわかり、サプリチームの出場がなくなる事態が発生しましたが、高校教育課のお計らいにより、第5位の予選順位チームとエキシビジョン・マッチを行うことが出来、山形西高校Bチームと試合をすることが出来、勝利をおさめました。ESSのA, Bチームは予選4試合をそれぞれ全勝で勝ち上がり、2年連続で決勝戦を同校対決で行い、結果は否定側のAチームが勝利。3年生も応援に駆けつけてくれ、全国大会出場を一緒に喜びました(3位は米沢興譲館A、4位は山形東A)。昨年の全国大会の悔しさを忘れず、全国大会で上位を目指します。全国大会は12月17、18日、オンラインで行われます。応援をよろしくお願い致します。

なお、今回の審査員長を務めてくださった中央大学矢野善郎先生の講評を下に転載していますので、ご覧いただければ幸甚です。

 

第8回 山形県高校生英語ディベート大会総評・決勝戦講評
――山形県大会にご参加の皆様へ――

10/25に行われた山形県大会,大盛況のうちに終わりましたね。オンライン大会特有の問題,ネットワーク接続などで大変なところもあったとは思いますが,まずはお疲れさまでした。
今年度も審査に呼んでいただいて光栄でした。
私は初回から幸運にも呼んでいただいております。当初より,山形の高校生のみなさんの爽やかで向上心あふれる姿勢に打たれ,私自身元気をいただいておりました。
それだけでなく,近年とりわけ感じるのは,山形県の高校生の英語での議論力,そしてそれを支える先生方の教育力の向上です(実際,昨年山形県から全国大会出場した二校は,すばらしい活躍をされていました)。
今回も,幾つもの学校を審査させていただきましたが,どの学校も最後まであきらめず,チームメンバーと共に,できるかぎり頑張って英語で表現してみようと努力する姿勢が伝わりました。その姿勢は,間違いなく,今後の皆さんの英語との関わりにプラスになっていくでしょう。
また質的にもレベルの高い議論を行っている学校も幾つも拝見できました。とりわけ決勝戦の二チームは,ほかの県の学校にまったく引けを取らないどころか,今回の論題である,定年制廃止について,むしろ他県でもあまり見られない,より現実に即した議論ができていたと高く評価できます。
決勝の東桜学館BチームおよびAチームは,実に論題の本質をよくとらえていました。今年の論題は,「定年制を廃止」するということが法律で決まっている日本の未来を論ずるものです。実際には廃止の後,実際に高齢者が雇用されるのか,雇用されるとしたらどういう雇用形態で雇用されるのか(そのまま正社員を続けられるのか,あるいは非正規になるのか),どのような給与体系になるのか(日本の企業によく見られる年功序列は続くのか),また雇用も終身型が続くのか,流動化するのかなどは全く決まっていません。単純なディベートでは,肯定・否定ともに単に「定年廃止=高齢者が多く働く」という議論で話をしがちですが,山形県大会の決勝ではそうした単純な前提そのものを疑う高度なディベートになっていました。
決勝戦は,3-2で否定側東桜学館Aチームの勝ちとなりましたが,正直申しますと,別のジャッジ構成なら,容易に肯定・否定の勝者が入れ替わるほどの接戦の試合でした。
肯定側に票を入れたジャッジは,とりわけAD1で論じられた,日本の雇用がジョブ型といってより専門化した働き手を流動的に雇用する経済にシフトさせて,全体の賃金の平均が上昇する,またAD2 社会福祉(とりわけ年金制度)の崩壊が食い止められる。こうした議論が十分ディフェンスできているとして票を入れました。否定側からのアタックもたいへんよかったですが,ディフェンスで具体的エビデンスを挙げながらこのままでは社会保障が崩壊するということを説得力ある形でまもられており,高齢者雇用はそれに一定の歯止めをかけるということが論証できていましたので,とりわけAD2が強いと評価されました。
否定側に入った票では,そうした二つの変化が起きるということに疑問を持ち,DA1 高齢労働者の事故(肯定票では,事故がそれほど深刻でないなどのアタックでそれがかなり小さいDAと評価しました)や,DA2 高賃金である高齢者を雇う企業への負担がより大きいと考えました(肯定票では,企業がそうした高齢者に高賃金を払う体系を長く続けることは考えられないという肯定アタックの疑問が返答されていなかったのでAD1より小さいDAと評価しました)。
いずれにせよ立論も両チームともユニークでかつ英語も上手であり,アタックが両チームとも大活躍し,ディフェンス・サマリーも相当な仕事をできていた試合であり,山形県大会のレベルの高さを象徴した試合となりました。

あらためて優勝・準優勝の東桜学館AチームおよびBチームおよび3位となった米澤興譲館のみなさまおめでとうございます。東桜学館をはじめ,全国大会に出場する山形県から学校の皆さん,どうかお互い練習を重ね,ぜひ年末に大暴れしてください(大活躍,期待と言うより,エビデンスに基づいて予想しております)!
もちろん実際には参加された皆さん全員に活躍「よく頑張った。おめでとう」と言いたいです!そして参加された生徒の全ての皆さんが,この活動を通して得た学びによって,将来にわたってそれぞれの社会で大活躍して下さることを疑っておりません。
この場を借りて,参加された生徒の皆様,審査・指導にあたられた先生方,とりわけオンラインでの運営にあたられた教育委員会の先生方のご尽力に敬意を表しつつ,未来ある山形県の高校生が活躍する場に関わることができたことに,あらためて御礼申し上げます。

2022年10月26日
HEnDA審査委員長・中央大学教授  矢野善郎

 

東桜学館生も協力している「まなびあテラス サポーターズクラブ」に関する記事が山形新聞に掲載されました

「まなびあテラス」の運営をサポートするサポーターずクラブには、本校の生徒も所属しています。

このことに関する記事が、10月12日の山形新聞に掲載されました。

プレイバック”東桜祭2022” PART10

8月26日(金)~27日(土)の2日間にわたり、「縁(むすび)」をテーマに東桜祭を開催しました。

第16回全日本高校模擬国連予選会を高校2年次の2名が突破!

今大会から全国大会への予選会が開催されることになったグローバル・クラスルーム主催の模擬国連。その予選会は9 月 17 日(土)、18 日(日)、24 日(土)、25 日(日)の4日間のうち、1日参加し、それぞれおおよそ80ペアの大使から6〜7ペアの大使が全国大会へ出場できるというものです。本校からは25日に高校2年次の2大使(2ペア)が参加しました。この模擬国連の使用言語は公式言語(議事進行・公式討議・決議案)は英語、非公式言語(非公式討議)が日本語で行われます。オンラインで開催された予選会の議題は「グローバリゼーションと相互依存:国際移住と開発」で、本校の大使はギリシアとリビアと割り振られました。予選会の前にPosition and Policy Paper (PPP,言語は日本語)を提出し、それぞれの国の大使として、国益を守りながら、国際的な課題(予選では非正規移民、コロナの影響など)について、他国の大使と議論し、決議案(DR,言語は英語)を作成していく流れです。

例えば、本校からのリビア大使は内乱の現状に加え、流入してくる非正規移民と、移民が認められず送り返された移民希望者たちの収容所の環境が劣悪である、といった背景を踏まえ、国連としての決議に希望を盛り込む必要があります。

PPPと1日の議論と行動を精査され、結果としては本校のギリシャ大使(髙橋駿輔・齋藤桃)の二人が11月12日、13日に国連大学(東京・渋谷)で行われる全日本大会に出場することが決まりました。全日本の本選では、議題が「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言(以下、多国籍企業宣言)」の第 6 回改定」です。二人の健闘を期待します。

 

プレイバック”東桜祭2022” PART9

8月26日(金)~27日(土)の2日間にわたり、「縁(むすび)」をテーマに東桜祭を開催しました。

体育祭を開催しました 前半戦

10月7日(金)、「百花斉放~咲き誇れ  青春の花~」をスローガンとした中学校体育祭を開催しました。

競技途中から小雨の降る天候となりましたが、選手諸君の迅速な対応ですべての競技を行うことができました。

《実行委員長あいさつ》
今年の体育祭のスローガンは、”百花斉放(ひゃっかせいほう)~咲き誇れ  青春の花~”です。
百花斉放という言葉には「たくさんの花(生徒の個性・笑顔)が一斉に開く」という意味があります。
今年度の体育祭では、このスローガンのもと自分の個性を輝かせ、皆さんの笑顔の花を美しく咲かせましょう。
今年度もコロナ禍での開催となりますが、私たち実行委員会が皆さんにとって素晴らしい思い出になるよう体育祭を盛り上げていきたいと思います。
今年は、どの軍が勝利をつかみ取るでしょうか?
各軍ともチームワークを高め合い、素晴らしい体育祭をつくりましょう。

【開会式】

【第2学年種目 大玉転がし】

【第1学年種目 障害物リレー】

【第3学年種目 台風の目】

体育祭の組集会が行われました

9月28日(水)、10月7日(金)に開催される体育祭に向けて組集会が行われました。

プレイバック”東桜祭2022” PART8

8月26日(金)~27日(土)の2日間にわたり、「縁(むすび)」をテーマに東桜祭を開催しました。

プレイバック”東桜祭2022” PART7

8月26日(金)~27日(土)の2日間にわたり、「縁(むすび)」をテーマに東桜祭を開催しました。