カテゴリー: お知らせ

つくばサイエンスツアーを実施しました!(1日目)

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12月25日(日)~26日(月)にかけて本校初めての「つくばサイエンスツアー」を実施しました。

参加生徒は、2年次理系希望者38名です。1日目は「筑波宇宙センター(JAXA)」の見学ツアーに始まり、「産業技術総合研究所地質標本館」の見学でした。2日目は、コースに分かれて、「NTTアクセスサービスシステム研究所~物質・材料研究機構」「高エネルギー加速器研究機構~理化学研究所バイオリソースセンター」を見学しました。

1日目の生徒の感想を紹介します。

JAXA「日本の宇宙開発の中心であるJAXAを訪れてみて、宇宙飛行士についてやそれを支える人たちについて知ることができました。無重力空間では、骨や筋肉が使われないため骨粗しょう症のような状態になってしまうこと、またそれを防ぐため、宇宙飛行士の健康のための研究がおこなわれていることを知りました。また、無重力下ではきれいなたんぱく質の結晶が作れることを利用して新薬の研究を行っているなど、自分たちの生活に役に立つ研究を行っていることをしり興味を持ちました。」

地質標本館「化石や鉱物は、あまり詳しくはありませんでしたが、細かく再現された地層の模型や動く模型、そしてたくさんの資料や標本があり、楽しく多くのことを学びました。今まで自分があまり知らなかった世界なので、今回を機会に地質学にも視野を広げてみたいと思いました。」

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開校記念講演

開校記念式典に引き続き、本校PTA主催による開校記念講演がありました。

演題:『人工知能が大学入試を突破する時代、私たちは何をなすべきか』

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講師:新井 紀子 氏(国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授 理学博士)

 

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生徒と意見交換をしながらの講演

 

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生徒による謝辞・花束贈呈

 

山形県立東桜学館中学校・高等学校 開校記念式典

11月19日(土)に開校記念式典が開催されました。

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100名を超すご来賓の方々にご出席いただきました。

 

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山形県教育委員会告辞  廣瀬 渉 県教育長

 

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式辞  官 宏 校長

 

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祝辞 吉村 美栄子 山形県知事 の代読をされる 細谷 知行 山形県副知事

 

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祝辞 野川 政文 山形県議会議長

 

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祝辞 土田 正剛 東根市長

 

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感謝状贈呈

 ○校章制作者 ナオヤ 様
 ○校歌作曲者 八木澤教司 様
 《校舎建設関係》
 ○(株)本間利雄設計事務所 代表取締役 本間 利雄 様
 ○(株)市村工務店  代表取締役   市村 清勝 様
 ○(株)千歳建設   代表取締役社長 千歳  毅  様
 ○升川建設(株)   代表取締役社長 升川 修 様
 ○丸伸建設(株)   代表取締役社長 渡辺 信一 様
 ○黒澤建設工業(株) 代表取締役社長 黒澤 友晴 様
 ○河西建設(株)   代表取締役社長 奥山 吉三 様

 

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校章紹介並びに校章作成者あいさつ 校章制作者 ナオヤ 様

 

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校歌作曲者あいさつ 校歌作曲者 八木澤 教司 様

 

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生徒代表あいさつ 3年次 小関和也 さん

 

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校歌披露

 

 

 

 

吉村県知事、土田東根市長が訪問されました

10月13日(木)、吉村県知事と土田東根市長が、本校を訪問され、授業や施設の様子をご覧になりました。

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第2回体験型実習講座が実施されました!

9月16日、今年度の第2回体験型実習講座が、本校物理・地学実験室にて実施されました。今回の講座は、あの113番新元素「ニホニウム」の合成および命名に携われました山形大学理学部物理学科教授の門叶冬樹先生から、「放射線の基礎知識」というテーマで実施していただきました。対象生徒は2年次理系生徒38名です。

はじめに、放射線についての基礎知識を講義いただきました。

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その後すぐに実際の測定器「はかるくん」を用いて、校舎内外の放射線(γ線)測定をしました。生徒たちは、各々散って、真剣に測定していました。

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測定後、持ち帰ったデータとしては、0.040μSv/h前後の値が多く、予想よりも低い値で安定しているとのことでした。生徒の測定結果は、重要な資料になるということで、後日門叶先生に郵送することになりました。

さて、次は簡易霧箱を製作し、実際にα線の飛跡を観察します。

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自分だけの霧箱ということで、周りを気にしながら、恐る恐る丁寧に作成していきます。スポンジにエタノールをしみ込ませ、底面をドライアイスで冷やし、線源をセットします。LEDで照らすと、放射状に飛び出してくるα線の飛跡が、飛行機雲のように白い線となって観察されました。「見ていて飽きない」という生徒の言葉通り、しばらくじっと観察しています。α線という放射線に癒される時間がしばらく続きました。

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最後に、今年になって命名権を日本が得た新元素113番「ニホニウム」の合成および命名会議の様子など、貴重なお話も伺うことができました。

<主な生徒の感想>

これまでの日常生活で、放射線を測定すること、観察することがなく、初めての体験でした。測定してみて、「マントル」以外は、あまり違いはありませんでしたが、どんな所に放射線が多いのか気になりました。これから生きていく中で、放射線を利用していくので、放射線という分野に目を向けて生活したいと思います。(女子)

放射線をずっと怖いと思っていたけれど、今日の講義を聞いて人間の役にも立っている ことが分かりました。自分の目で放射線の飛跡が見えたことに感動しました。不規則に放射状に飛び出してくるから放射線ということを納得しました。(男子)

門叶先生、本日は本当に ありがとうございました。

アランマーレ バレーボール講習会

アランマーレバレーボール部 アランマーレによる講習会

7月31日(日)新庄神室産業高校を会場に地区高体連バレーボール専門部主催の強化講習会が行われました。講師はプレステージインターナショナルのアランマーレの皆さんです。午前中、部員たちはアランマーレの選手から、顧問は監督・トレーナーからそれぞれ指導をいただきました。写真は部員がスパイクの腕の振り方について教えていただいているところです。

高校の他にも最上地区の中学チームも参加し、午後からは高校生が中心になって午前中に習ったことを中学生に教えながら復習しました。また、左足に「ため」を作ったところからスパイクを打つ練習を行いました。地区の上位校のスパイクにはまだまだ追いついていませんが、がんばって一つ一つのプレーを強く正確にしていこうと決意したところです。暑い中、講師の先生方も生徒たちもよく頑張りました。

ひがしね祭に欅曳(けやきびき)で参加

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8月10日(水)第47回ひがしね祭が行われ、七夕提灯パレードに「欅曳」として参加しました。参加したのは、野球部、バドミントン部、ソフトボール部、サッカー部の有志51名です。

当日は、学校に集合し東根公民館へ移動、軽食をとった後スタンバイです。どんな風にするのかわからない中、「古城の丘」の方々から教えていただきながら、出発前に練習しました。

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「欅曳」は、東根小学校校庭に生育する国の特別天然記念物に指定された大ケヤキの折れ枝(長さ約5,5m 重さ約2t)を台車に載せたものを曳いて練り歩くものです。

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最初は、大きな声が出ませんでしたが、街中を進んでいくうちにだんだん息も合ってきて、「けやきひきー」「よいしょ」の掛け声が響くようになりました。

沿道から「頑張って」の声援をいただきながら、提灯パレードの幻想的な雰囲気の中、19時30分頃、無事東根市役所前に到着しました。

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未来創造プロジェクト J 半日校内外で調査活動

未来創造プロジェクト(総合的な学習の時間の名称)では、各グループの課題が決定し、それぞれの課題解決に向けた情報収集の場面へと進みました。7月22日(金)午後は、校内の学習メディアセンターや理科室などでの学習活動のみならず、県立博物館など東根市内外の様々な施設訪問などを自ら計画し、半日、校内や校外でグループごと学習を展開しました。

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中国ハルビンの中学生との直接交流

7月19日(火)中国のハルビンの松雷中学生約40名が本校に来校し、交流会を行いました。

県立東桜学館中学校の教育目標の一つである「地域社会及び国際社会の発展に貢献しようとする高い志を育てる」をもとに、様々な体験活動へ挑戦しています。今後の主な海外との交流は、中学2年生では本校でのALL ENGLISH キャンプで多国籍の留学生との交流、中学3年生では海外研修旅行「香港・マカオ」を予定しています。

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「チャレンジSSH」事業の体験型実習講座が実施されました!

6月22日に、今年度は初めての体験型実習講座が、本校化学室にて実施されました。

今回は山形大学理工学研究科の東原知哉先生から、「ソーラー発電~発電するプラスチック~」というテーマで実施していただきました。対象生徒は2年次理系生徒33名です。

初めに、東原先生の自己紹介、山形大学の紹介を頂きました。そして、有機ELディスプレイ、有機太陽電池など、有機エレクトロニクス技術の例について教えていただきました。そして、高分子化学についての概論を学び、一般的には電気を通さない高分子ですが、ポリアセチレンのように導電性をもつ高分子もあること、この導電性高分子が軽量で成形が容易なことからコンデンサや電池に応用されることを教えていただきました。

次に、発砲スチロールをトルエン溶媒で溶解させる実験です。あっというまに発砲スチロールが溶け、びっくり!

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今回の溶媒はトルエンでしたが、柑橘類の皮に含まれる成分のリモネンでも溶かせるようです。高分子化合物も、似た構造をもつ物質に溶けるのだということを理解しました。

次に、有機薄膜太陽電池のp型材料となるポリチオフェンの薄膜をつくりました。導電性高分子のポリチオフェンのトルエン溶液をスライドガラスにたらし、トルエンが揮発するとポリチオフェンの薄膜になります。生徒たちは溶液を薄く延ばしたり、手のひらで温めたりして早くトルエンを揮発させようとしていました。すると、ポリチオフェン溶液のときはオレンジ色でしたが、紫色に変化しました。薄膜になることで、光の吸収波長が変わり、見える色が紫色になるという原理もききました。

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まとめに、有機薄膜太陽電池についての講義を頂きました。本来はp型材料とn型材料を混ぜて塗布し薄膜を作るが、その膜の作り方でエネルギー変換効率が違い、現在は界面活性剤を用いて膜を作るなど研究され、少しずつ変換効率が上がっていることを教えていただきました。

<主な生徒の感想>

・高分子化合物はよく耳にするけれど、どういったものか知りませんでした。でも、多くは熱や圧力を加えることで変形できて、プラスチックや樹脂に含まれているということがわかりました。実験では、ポリチオフェンが溶液のときと薄膜になったときとで、光の吸収波長が変わって色が変わって見えるということにもとても驚きました。(女子)

・太陽電池というのは知っていたが、有機薄膜太陽電池というのは初めて聞きました。わずか100nmという厚さで発電でき、今までのシリコンを用いた太陽電池とは違って、窓やポスターなどに貼って発電できるという、その技術はとても画期的で魅力的だとおもいました。(男子)

東原先生、本日は本当にありがとうございました。