カテゴリー: お知らせ

健康☆コンパス いのちの学習(中1)

10月15日、講師に井上聡子先生(さとこ女性クリニック院長)をお招きして、中学1年生を対象に「いのちの学習」が行がわれました。

井上聡子先生からは、「知ってほしい心と体の話~産婦人科医師からのメッセージ~」という演題で、命の誕生のしくみや「大人の心」とは何か、現在の性に関する問題についてなど、今の中学生にとても重要な話題をたくさん提供していただきました。普段なかなか聞くことができない貴重な講演だったと思います。これからの「自分の生き方」にぜひ役立てていってほしいと思います。井上聡子先生、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*中学校保健便り、「在校生の皆さまへ」→「中学校各学年」に更新しています。

化学の肝「酸化還元滴定によるカルシウムイオンの定量」東大の化学⑤を掲載しました

今年の「ノーベル化学賞」は「クリスパー・キャス9(CRISPRーCas9)」

今年の「ノーベル化学賞」は、全遺伝情報(ゲノム)を効率良く改変できる「ゲノム編集」で画期的な技術を生み出したドイツ・マックスプランク研究所のエマニュエル・シャルパンティエ教授(51)と米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウドナ教授(56)に贈られることになりました。

2人が開発し2012年に発表した技術は「クリスパー・キャス9(CRISPRーCas9)」と呼ばれ、DNAの塩基配列を、狙った部分で切断し、挿入、置換できるというもの。従来の手法に比べ、精度が高く、格段に扱いやすく、さらに低コストで実験できるため、がんなどの遺伝子治療や創薬、農作物の品種改良等の分野で急速に普及し、応用が進んでいます。

 

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

体育祭が行われました!

10月9日に体育祭が開催されました。今年の体育祭のスローガンは『活華激発(かっかげきはつ)~ Let‘s flap together for victory ~』。(※活華激発は造語)竹高音彩実行委員長を中心に、スローガンの提案、種目決定、ルールの確認等、準備を進めてきました。今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、ルールや応援方法などの見直しを行い、競技数も縮小をかけながらの実施となりましたが、各軍とも3年生の幹部を中心に活動を進め、とてもいい例年とは違う新しい体育祭となりました。特に、応援合戦では、8分間という限られた時間で、動きを中心に作り上げたすばらしいものになりました。結果は、紅軍と白軍の同点優勝、応援賞は白軍でした。

【山岳部】県新人参加 男子優秀賞! 女子優良賞!

【山岳部】10月10~11日の県新人大会に参加しました。

男子優秀賞(2位) 女子優良賞(3位)詳細はこちらから!!

10月7日(水) SS健康科学 【講話③】  生徒感想

◆ 講    師  山形県立保健医療大学 保健医療学部 作業療法学科 佐藤 寿晃教授

◆ テ ー マ  『 認知症の基礎知識とリハビリテーション 』

◆ 対 象 者  高等学校 1年次生

 

 

 

 

 

 

◆作業療法について、今まで詳しく知らなかったけれど、人とのコミュニケーションをとってリハビリを助けるという意味で、興味深いなと思った。生活障がいをもつ人とのかかわり方、接し方を見て、とても近い距離でかかわり、接しているなと感じた。生活障がいや認知症などは決して珍しいことではないし、これからの人口推移を考えると今後もっと増えるかもしれないと思った。だからこそ周囲の若者がサポートしていくべきだし、認知症などが高齢者のみ心配される病気ではないということを自覚しなければならないと思う。しかし同時に、家族への負担もかなり大きいところが大変だと感じた。だから、家族のケアも必要だと思った。身近な人がサポート、介護をし、次の世代の人にサポートされるというようなサイクルで助け合えるような地域、社会にしていきたいと思う。普段の生活では、何気ない身近なコミュニケーションを大事にするなど今のうちからしていきたい。(1組女子)

◆私は看護師になりたいと考えているけれども、久々に他の職に興味を持つことができた。人のため、人を助けるための職に就きたいと思っているので、障がいのある人々などに寄り添って助けていくというところがとてもいいなと思いました。しかし、看護師、作業療法士のどちらを目指すにしろ自分の生活が今しっかりしているとは言い難いので、今のうちから親の手伝いを行い生活力をつけていきたいと思いました。また、チーム医療で患者さんを助けていくために、自分がなりたいのは「これだから」と1つの職のことを知るのではなく、他の職の仕事についても知って、その知識を活かして協力できるように、これから学んでいきたいなと思いました。家族が認知症になったとき、ある程度リハビリをさせてあげられるように認知症について知識を得ておきたいと思いました。(2組男子)

◆今日の講演を聴いて、認知症について理解を深めることが大切なんだと思いました。今までの理解度だったら、もし、両親が認知症になってしまったら、自宅介護をするなかで「何で出来ないの」とか「何でするの」と言ってしまったかもしれません。でも、講演を聴いて、認知症は誰にでも起こりうることで、避けられない症状というものがあることを知り、どうやって接していけばよいかを学ぶことができました。だから、もし、これから祖父母や両親が認知症やその他のリハビリの必要な病気にかかった場合でも、決してその人自身を責めないで、受け入れてあげることができると思います。また、講演の中で、医療系に進む人に必要で大切なことを教えてもらって、看護を目指すにあたって、もっと人と話すのを上手になりたいと思いました。それから、今は自分の生活の半分ほど両親に支えられている状態だから、生活力をつけていきたいです。自分のこともそうだけど、身の周りの人が認知症にならないために予防も一緒にやっていきたいと思います。(2組 女子)

化学の肝「燃料電池」東大の化学④を掲載しました

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

今週はノーベル賞week。
3年連続の日本人受賞が期待されるところです。

月曜日に発表された「医学生理学賞」は、C型肝炎ウイルスを発見した米国立衛生研究所のハービー・アルター名誉研究員ら米国とカナダの3人に贈られることになりました。

また、火曜日に発表された「物理学賞」は、ブラックホールの研究で成果をあげたロジャー・ペンローズ英オックスフォード大学名誉教授ら欧米の3人に贈られることになりました。

今日、水曜日は「化学賞」の発表です。どのような研究に贈られるのか、楽しみに待ちたいと思います。

さて、今回は、前回のリチウムイオン電池に続いて、燃料電池に関する入試問題を取り上げてみます。

本年度から実施される「大学入学共通テスト」の理科では、
「問題の作成に当たっては,受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や,観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに,科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する」
ことが大学入試センターから発表されています。

「大学入学共通テスト」では、これまで以上に思考力や判断力が求められることになります。「東桜コンピテンシー」の一つでもある「論理的思考力」を鍛えていきましょう。

化学の肝6-X 「燃料電池の起電力」東大の化学④

体育祭にむけて〈保健委員 応急手当講習会〉

今週、中学校では体育祭に向けた準備や練習を行っています。

体育祭で救護係を担当する保健委員は、応急手当の勉強をしています。

3年生は、心肺蘇生法ととAEDの使い方について、保健体育で既に学習していますので、養護教諭と一緒に復習しながら、新たに、コロナウィルス感染症が心配される場合の注意事項を確認しました。

1・2年生の保健委員には、3年生が学んだことを伝達します。3年生は、消防署での職場体験でも心肺蘇生を学んできましたので、しっかり覚えていて、ていねいに下級生に教えていました。

化学の肝「リチウムイオン電池」東大の化学③を掲載しました

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

今週はノーベル賞week。
3年連続の日本人受賞が期待されるところです。

また、吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されてから1年が経過しようとしています。そこで 今回は、受賞対象となったリチウムイオン電池に関する入試問題を取り上げ、リチウムイオン電池の仕組みをちょっと深掘りしてみます。

本年度から実施される「大学入学共通テスト」の理科では、
「問題の作成に当たっては,受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や,観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに,科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する」
ことが大学入試センターから発表されています。

「大学入学共通テスト」では、これまで以上に思考力や判断力が求められることになります。「東桜コンピテンシー」の一つでもある「論理的思考力」を鍛えていきましょう。

化学の肝6-X 「リチウムイオン電池」東大の化学③

FM山形 Be☆らぼ 山大サイエンスカー

9月14日(月)、山形大学理学部の先生とFM山形のアナウンサーが来校し、中学1年生を対象に、ラジオ番組「Be☆らぼ 山大サイエンスカー」の収録を行いました。今回は、JSTの「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」である、山形大学「ヤマガタ 夢☆未来Girlsプロジェクト」の一貫として、山形大学理学部の河合寿子先生に出前講座を提供していただきました。
生徒たちは、光合成生物から抽出した青色色素(集光アンテナである色素蛋白質複合体)を光らせる実験を行いました。これはミント味やソーダ味のお菓子にも含まれていて、温度によって変化することに大変興味をもったようでした。
当日の実験と、そのあとのインタビューの様子は、10月2日(金)20:00からFM山形で放送の予定です。

東桜コンピテンシー「①ビジョン~その12~」について

「東桜コンピテンシー」の内容について、校長として生徒諸君に伝えたいことを記し始めてから今回が24回目となります。(これまでの内容は、「学校紹介」の「校長挨拶」のページでご覧いただけます。)

今回は、「①ビジョン〜その12~」として、”仮想水(バーチャルウォーター)”について記します。

R02 東桜コンピテンシー【①ビジョン〜その12~「仮想水(バーチャルウォーター)」】

2000年から行われているOECD(経済協力開発機構)のPISA(国際学習到達度調査)では、各国の学力を比較するための理論的な根拠として「キー・コンピテンシー(主要能力)」という概念が定義されています。近年、日本でも、学習内容(コンテンツ)だけでなく、それを学ぶことで「何ができるようになるか(資質・能力)」(コンピテンシー)があらためて重視されてきています。
このことをふまえて、東桜学館でも、生徒諸君に身につけてほしい次の11の資質や能力などを「東桜コンピテンシー」として掲げています。

【東桜コンピテンシー(育成したい資質・能力)】
①ビジョン ②想像力 ③実行力 ④知識・技能 ⑤論理的思考力 ⑥批判的思考力 ⑦判断力 ⑧表現力・発信力 ⑨創造力 ⑩傾聴力 ⑪自己効力感

《参考》本校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業 において生徒に身につけてほしい3つの力と2つの態度
「高い志」
◎未来への責任に関する態度
「創造的知性」
◎探究する力 ◎科学的思考力
「豊かな人間性」
◎他者を理解し協働する力 ◎地域への貢献に関する態度


※(参考)OECDにおけるキー・コンピテンシーの3つのカテゴリー
①社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力(個人と社会との相互関係)
②多様な社会グループにおける人間関係の形成能力(自己と他者との相互関係)
③自律的に行動する能力(個